テノックス Research Memo(3):売上の大半が建設事業、ベトナムでも展開

配信元:フィスコ
投稿:2020/07/06 15:23
■事業概要

1. セグメント別事業内容
テノックス<1905>は基礎工事の中でも、高架橋などの土木構造物や建築構造物などにおける杭工事と地盤改良工事を得意とし、様々な構造物や地盤、また施主の要望に対応するため、同社の保有する各工法や施工ノウハウを駆使して着実で最善の基礎工事を提供している。なお、地盤改良工法は、基礎工事のみならず液状化対策や山留めなどにも用いられる工法である。子会社では、テノックス技研が同社とともに基礎工事に特化した建設事業を営んでおり、同社に対して機材の賃貸を含む施工協力も行っている。海外では、ベトナムでTENOX ASIAが建設事業を行っている。売上高の大半がこうした建設事業セグメントで占められるが、ほかに土木建築コンサルティング全般等事業セグメントでは複合技術研究所が土木建築コンサルティングを、その他の事業セグメントでは不動産賃貸事業などを行っている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)

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