<1821> 三井住友建設
四季報によると、虎ノ門再開発など大型案件受注し12月末単体受注残7092億円(前年同期比27・2%増)。ただ追加工事が想定以下。21年3月期はマンションや橋梁など完工が高水準。営業益横ばい。連続増配余地。橋梁の長寿命化へ、非鉄製工法や超耐久コンクリートなどを開発、維持管理費削減を訴求。鉄道軌道スラブの生産性向上に、鉄筋の自動結束ロボを実験導入。
2020年5月13日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益-27.3%の180.00億円、経常利益-35.1%の155.00億円の減収・減益の見通し。
2012年6月4日の235円(併合前47円)を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2015年1月21日の945円(併合前189円)を高値にピークをつけ、8月18日の890円(併合前178円)を2番天井にして下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、2016年2月12日の405円(併合前81円)、6月24日の410円(併合前82円)と2点底をつけて上昇トレンド(C)へ転換しました。この上昇トレンド(C)の中で、2018年7月30日の897円の戻り天井をつけて、12月25日の617円まで押し目を入れ、2019年3月22日の784円まで反発したあと、下降トレンド(D)入りとなりました。この下降トレンド(D)の中で、2段下げとなって、今年の4月22日の394円、5月14日の414円と2点底をつけ反発に転じています。
<8892> 日本エスコン
四季報によると、分譲マンションの引き渡し戸数が765戸(前期648戸)に増加。採算は横ばい保ち、部門増益に転じる。商業施設や底地は上期中心に系列REIT等に物件譲渡。好採算のホテルがほぼ一巡し採算平常化でも営業益高水準。最高純益続き増配。今期始動。22年売上高1100億円、営業益152億円は達成圏。中電グループとの協業進め、シナジー効果発揮。
2020年4月28日発表。2020年12月本決算予想は、前年同期比で営業利益3.0%の133.00億円、経常利益4.1%の123.00億円と6期連続の増収。増益の見通し。
2016年2月12日の164円の当面の底打ちからの上昇トレンド(A)の中で、2017年4月13日の362円を安値に角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行し、この中で2018年2月21日に1063円の高値をつけました。ここをピークに下降トレンド(C)へ転換し、この下降トレンド(C)の中で、2018年6月28日の628円まで下げて、8月30日の874円まで反発し、このレンジの中でのもみあいとなり、2019年8月6日の644円を安値に上放れとなって12月18日に1025円の戻り高値をつけました。ここでもみあったあとコロナ問題で急落となり、今年の3月13日には500円まで下げ、4月6日の532円を2点底にして反発し、6月10日の863円まで上昇してもみあいとなっています。
<9743> 丹青社
四季報によると、21年1月期は交通インフラやホテル牽引。東京五輪は競技施設環境演出、企業出展ブース増。後半、完工集中で外注費上昇懸念だが企画からの関与増え採算向上。営業増益続く。株売却特益一服も増配期待。ンテンツ企画でNTTドコモ5G実験参画。VR、AR活用で体験型施設の提案力強化。採算重視で都市再開発案件積み上げ22年1月期も営業益高水準狙う。
2020年3月12日発表。2021年1月期本決算予想は、前年同期比で営業利益7.5%の61.00億円、経常利益5.6%の62.00億円と6期連続の増収・増益の見通し。
2016年2月12日の599円を当面の底値とする上昇トレンド(A)の中で、11月9日の707円を安値に角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で2018年6月12日の1582円の高値をつけ、ここをピークに下落となって12月25日の976円まで下げ反発となって、2019年3月6日の1355円、今年の1月9日の1373円と2点天井をつけました。ここでコロナ問題が起こって急落となり、3月13日には544円の安値をつけ3月31日の741円まで反発し下値を切り上げの直角三角形の保ち合い(C)となり、この中で5月7日の656円を安値に上放れとなり、6月11日の891円まで上昇して押し目形成中となっています。
<3244> サムティ
四季報によると、柱の不動産開発はマンション軸に一段増、系列REITへの売却順調。中古再生も棟数減るが高水準。収益不動産の取得も一段増。賃貸高稼働、運用フィーも伸びる。特損消える。連続最高純益・増配。前期提携の大和証券グループ経由で投資案件の持ち込み増加、数百億円規模の大型案件も。名古屋市内でオフィスビルを取得、中長期的に建て替えを企図。
2020年4月13日発表。2020年11月期本決算予想は、前年同期比で営業利益13.7%の175.00億円、経常利益10.7%の146.00億円の増収・増益の見通し。
2017年4月14日の1026円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2018年4月19日の2338円、6月15日の2317円と2点天井をつけて、8月21日の1803円まで押し目を入れ、ここから急伸して8月31日の2450円と高値を更新して急落となり、12月25日の1116円でいったん底打ちとなりました。その後、上昇トレンド(B)へ転換しました。この上昇トレンド(B)の中で、1年後の12月25日に2293円の高値をつけました。ところがここでコロナ問題が起こって急落となり、上昇トレンド(B)を切って、今年の4月6日には1024円と安値更新し、その後、急反発となって5月27日の1539円まで上昇し、押し目形成となっています。
<2331> 綜合警備保障
四季報によると、期初の営業自粛やイベント休止の影響あるも、全体では比較的軽微。機械警備の契約件数は伸びが鈍るが安定増。警備輸送や総合管理・防災も増加。システム費用など重いが、人員効率化を進め吸収。小幅営業増益。最高純益更新。増配も。三菱商事と提携、ビル・施設管理子会社に出資受け入れ国内事業強化。海外では合弁設立し、東南アジアを開拓。
2020年5月12日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益2.2%の376.00億円、経常利益0.8%の392.00億円の2期連続の増収・増益の見通し。
2018年1月9日の6520円を高値に、下降トレンド(A)となって、この中で8月14日の4560円の安値をつけ、12月7日の5550円まで戻したあと再下落となり、2019年3月25日の4615円を2点底にして、上昇トレンド(B)へ転換しました。この中で12月23日の6090円の戻り天井をつけて、もみあっていたところにコロナ問題が起きて急落となり、今年の3月17日には3890円までの下落となりました。その後はそこからの急反発で3月30日の5580円まで上昇後、4月3日の4900円まで下げて三角保ち合い(C)となっていましたが、いったん下放れとなって6月25日には4915円まで下げています。
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