■業績動向
3. 財務状況と経営指標
G-7ホールディングス<7508>の2020年3月期末の総資産は前期末比3,195百万円増加の47,886百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産は収益増に伴い現金及び預金が1,947百万円増加したほか、受取手形及び売掛金が422百万円増加した。また、固定資産はのれんが83百万円減少した一方で、新規出店の増加に伴い敷金及び保証金が461百万円増加したほか、投資有価証券が110百万円、繰延税金資産が163百万円とそれぞれ増加した。
負債合計は前期末比679百万円増加の25,868百万円となった。未払法人税等が884百万円減少した一方で、有利子負債が544百万円、買掛金が611百万円それぞれ増加した。また、純資産は同2,515百万円増加の22,018百万円となった。親会社株主に帰属する当期純利益の計上と配当金の支出に伴い、利益剰余金が2,479百万円増加した。
経営指標を見ると、安全性を示す自己資本比率は前期末比2.3ポイント上昇の45.9%となり、有利子負債比率が同2.7ポイント低下の42.5%となるなど、収益拡大に伴って財務体質の改善が毎年進んでいる。収益性についてもROE、ROAともに10%以上の水準で毎年着実に上昇しているほか、営業利益率も4.4%と過去最高水準となっている。
収益拡大に伴って、ネットキャッシュ(現金及び預金-有利子負債)も前期末比1,403百万円増の7,117百万円と過去最高水準に積み上がっている。同社は成長戦略の1つとしてM&A戦略を掲げており、M&A資金としてその一部を活用していく方針としている。直近では、2020年4月1日付でミニスーパー事業を展開する99イチバの株式を1,000百万円で80%を取得し子会社化している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<EY>
3. 財務状況と経営指標
G-7ホールディングス<7508>の2020年3月期末の総資産は前期末比3,195百万円増加の47,886百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産は収益増に伴い現金及び預金が1,947百万円増加したほか、受取手形及び売掛金が422百万円増加した。また、固定資産はのれんが83百万円減少した一方で、新規出店の増加に伴い敷金及び保証金が461百万円増加したほか、投資有価証券が110百万円、繰延税金資産が163百万円とそれぞれ増加した。
負債合計は前期末比679百万円増加の25,868百万円となった。未払法人税等が884百万円減少した一方で、有利子負債が544百万円、買掛金が611百万円それぞれ増加した。また、純資産は同2,515百万円増加の22,018百万円となった。親会社株主に帰属する当期純利益の計上と配当金の支出に伴い、利益剰余金が2,479百万円増加した。
経営指標を見ると、安全性を示す自己資本比率は前期末比2.3ポイント上昇の45.9%となり、有利子負債比率が同2.7ポイント低下の42.5%となるなど、収益拡大に伴って財務体質の改善が毎年進んでいる。収益性についてもROE、ROAともに10%以上の水準で毎年着実に上昇しているほか、営業利益率も4.4%と過去最高水準となっている。
収益拡大に伴って、ネットキャッシュ(現金及び預金-有利子負債)も前期末比1,403百万円増の7,117百万円と過去最高水準に積み上がっている。同社は成長戦略の1つとしてM&A戦略を掲げており、M&A資金としてその一部を活用していく方針としている。直近では、2020年4月1日付でミニスーパー事業を展開する99イチバの株式を1,000百万円で80%を取得し子会社化している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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