ドル円107円台後半揉み合い、英米休場で動意薄=ロンドン為替概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/05/25 20:33
ドル円107円台後半揉み合い、英米休場で動意薄=ロンドン為替概況

 25日のロンドン市場は、全般に方向性に欠けている。英国がスプリング・バンクホリデー、米国がメモリアルデーの祝日で休場となっており、取引手控えムードが広がっている。そのなかでは、ユーロが神経質に振幅した。ユーロドルは序盤に1.0870近辺まで下押しされたあと、1.09台乗せまで反発した。ユーロ円は117.10近辺へと下落したあと117.40台まで反発。ただ、いずれも東京朝方の高値には届かず、レンジ揉み合いとなっている。この日発表された第1四半期ユーロ圏GDP確報値は速報値と同水準だったが、個人消費が前期比-3.2%と落ち込んでいた。一方で、5月のドイツIfo景況感指数は79.5と前回の74.2から大幅に改善しており、ロックダウン解除によって今後の見通しが明るくなったことを示していた。また、独政府が中小企業支援策を計画しているとの報道も好感されたようだ。ポンドドルは特段の新規材料に欠けており、1.2160-80レベルでの揉み合いに終始。ポンド円も131円ちょうど近辺から131.30近辺の狭いレンジが続いている。ドル円は東京市場での騰勢を維持しているが、値幅は限定的。107.70を挟んだ水準に高止まりしている。安倍首相が正式に緊急事態の解除を宣言したが、目立った反応はみられなかった。

 ドル円は107円台後半での取引。東京市場での騰勢を維持しているが、値幅は限定的。107.70を挟んだ水準に高止まりしている。安倍首相が正式に緊急事態宣言解除を宣言したが、目立った反応はみられなかった。英国がスプリング・バンクホリデー、米国がメモリアルデーの祝日で休場となっており、取引手控えムードが広がっている。

 ユーロドルは1.09近辺での取引。序盤に1.0870近辺まで下押しされたあと、1.09台乗せまで反発した。ユーロ円は117.10近辺へと下落したあと117.40台まで反発。ただ、いずれも東京朝方の高値には届かず、レンジ揉み合い。この日発表された第1四半期ユーロ圏GDP確報値は速報値と同水準だったが、個人消費が前期比-3.2%と落ち込んでいた。一方で、5月のドイツIfo景況感指数は79.5と前回の74.2から大幅に改善しており、ロックダウン解除によって今後の見通しが明るくなったことを示していた。また、独政府が中小企業支援策を計画しているとの報道も好感されたようだ。

 ポンドドルは1.21台後半での取引。特段の新規材料に欠けており、1.2160-80レベルでの揉み合いに終始。ポンド円も131円ちょうど近辺から131.30近辺の狭いレンジが続いている。対ユーロでは、序盤にポンド買いが先行したが、その後はユーロ買いに押されている。ポンド相場独自の値動きはみられなかった。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

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