◆ 昨日は“ドル売り”優勢 - “107円前半”へ反落…
「米行動制限緩和→米景気回復」への思惑を背景に、昨日も「リスク選好ムード」が先行しました。
ただ前日に“円売り”が目立ったこともあり、昨日は“ドル売り”が優勢でした。
これに“前日のポジション調整”も加わったことから、NYタイム中盤には“107.335円”へと値を落としています。
もっとも「綱引き(円売り⇔ドル売り)」は変わっていませんので、下値は限定されており、その後は緩やかに値を戻しつつあるようにも見えます。
◆ それでも“下値は限定的”も続き、そして…?
「中国・全人代(22日~)」が控えていますので、「センチメントが再逆転(米中懸念活発化→リスク回避に逆戻り)」する可能性は残ります。
しかしその場合でも「綱引きも逆転(ドル買い⇔円買い)」すると見られるだけに、“下値は限定的”との見方は変わりません。
それでいて「日銀臨時会合(22日)」も控えていますので、“円独自の売り材料(日銀追加緩和期待)”が台頭しないとも限りません。
“上値が重い”は意識せざるを得ないだけに「高値掴み(突っ込み買い)」は避けなければなりませんが、“押した直後”であるのも事実です。
「ドル売りオーダー(107.80-108.00円)」は“厚み”が目立ちますが、「ドル買いオーダー(107.30-00円)」も“相当なもの”と聞き及びます。
引き続き「丁寧な買い拾い」にて、臨みたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:108.173(3/24~5/7の38.2%戻し、50週移動平均線)
上値4:108.084(5/19高値、4/6~5/7の61.8%戻し水準)
上値3:107.982(5/20高値、+2σ、大台)
上値2:107.887(50日移動平均線、月足・一目均衡表基準線、ピボット1stレジスタンス)
上値1:107.773(日足・一目均衡表先行スパン上限)
前営業日終値:107.544(週足・一目均衡表先行スパン下限、+1σ)
下値1:107.335(5/20安値、日足・一目均衡表転換線)
下値2:107.241(5/19安値、5/7~5/19の38.2%押し、5/13~5/19の61.8%押し、ピボット1stサポート)
下値3:107.064(5/18安値、日足・一目均衡表基準線、20日移動平均線、5/7~5/19の50%押し)
下値4:106.973(ピボット2ndサポート、大台)
下値5:106.855(5/15安値)
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