ETF売買動向＝19日前引け、原油ブルが9.86％高

　19日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比52.5％増の2089億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同56.2％増の1830億円だった。

　目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が9.86％高、ＵＢＳ　ユーロ圏小型株 <1388> が7.41％高、ＮＥＸＴ　シンガポール <2045> が5.49％高、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> が5.35％高、ＮＥＸＴ　銀行 <1631> が5.21％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ニッケル上場投資信託 <1694> は5.36％安、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> は4.40％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は4.20％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は3.46％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が383円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1123億800万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金781億1200万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が377億8300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が78億9500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が61億4500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が54億7700万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が34億6200万円の売買代金となった。

株探ニュース