魚喜、前期経常を一転26%増益に上方修正

配信元:株探
投稿:2020/04/21 15:00
 魚喜 <2683> [東証2] が4月21日大引け後(15:00)に業績修正を発表。20年2月期の連結経常利益を従来予想の7000万円→1億1300万円(前の期は9000万円)に61.4%上方修正し、一転して25.6%増益見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5600万円→9900万円(前年同期は9600万円)に76.8%増額し、一転して3.1%増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当連結会計年度における売上高は、相次ぐ台風の上陸や暖冬などの天候不順、また、10月からの消費税増税による消費者の節約志向の高まり等の影響を受け、11,785百万円(予想比98.2%、前期比94.3%)と計画を下回る見込みであります。 一方、既存店の強化と優良物件への新規出店及び不採算店舗の撤退を行うとともに、仕入効率化による原価率の低減、人員の適正配置による人材効率化の実施、全ての経費の再検証により、人件費及び諸経費の削減を積極的に推進いたしました。 この結果、営業利益は1億12百万円(予想比140.0%、前期比121.7%)、経常利益は1億13百万円(予想比161.4%、前期比125.6%)と当初計画を大きく上回る見込みであります。 また、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づいて店舗に係る減損損失を10百万円計上、退店が決定している店舗(鮮魚)の解約に伴う違約金を店舗閉鎖損失として2百万円計上し、当連結会計年度の特別損失の総額は14百万円となる見込みであります。 以上から、親会社株主に帰属する当期純利益は52百万円(予想比130.0%、前期比69.3%)となる見込みであります。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいております。実際の業績は、様々な要因により予想数値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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