ETF売買動向＝15日前引け、Ｏｎｅ金が新高値

　15日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比25.9％減の1508億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同32.5％減の1265億円だった。

　個別ではＯｎｅ　ＥＴＦ　国内金先物 <1683> が新高値。ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が12.68％高、上場インデックスファンドＴＯＰＩＸ <1586> が3.32％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ガソリン上場投資信託 <1691> は21.33％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> は7.50％安、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> は7.48％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は7.03％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は5.21％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が117円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金718億500万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1144億7400万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が337億8900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が50億2300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が46億5400万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が27億9500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が27億4500万円の売買代金となった。

株探ニュース