アジア株は上昇、一部地域で新規死者数が減少 トランプ氏「安定化の兆候見られる」

アジア株は上昇、一部地域で新規死者数が減少　トランプ氏「安定化の兆候見られる」

東京時間10:41現在
香港ハンセン指数　　 23424.88（+188.77　+0.81%）
中国上海総合指数　 2763.99（休場）
台湾加権指数　　　　 9725.01（+61.38　+0.64%）
韓国総合株価指数　 1757.81（+32.37　+1.88%）
豪ＡＳＸ２００指数　　　 5187.00（+119.52　+2.36%）

アジア株は総じて上昇、米株先物の上昇を好感しているもよう。
一部地域で新型コロナウイルス感染よる新規死者数が減少している。NY州では5日の新規死者数が初めて前日を下回った。イタリアではこの2週間で最も少なく、スペインでは3日連続で減少した。
NY州での新規死者数が前日を下回ったことを受けて、トランプ米大統領は会見で「米国での新型コロナウイルス感染拡大に横ばい、あるいは安定化の兆候が見られる」と述べた。
新型コロナウイルスへの警戒が和らいでおり、米株価指数が時間外で大幅高となっている。ダウ先物は一時700ドル近く上昇した。
ただ、依然として警戒は残っている。新型コロナウイルス感染者は世界で120万人を突破した。米国だけで33万人を超えており、米国民の1000人に1人が感染していることになる。トランプ米大統領は先週末、「死者数はこれまでに見たことのない、第1次世界大戦あるいは第2次世界大戦の時のような数字になるかもしれない」と語っていた。
また、ジョンソン英首相が高熱などの症状が治まらないため検査入院したとの報道も懸念視されている。

中国市場は清明節祝日で休場、あすから取引を再開。