ダウ平均は反発 原油の減産期待で買い戻し強まる=米国株概況
NY株式2日(NY時間16:24)
ダウ平均 21413.44(+469.93 +2.24%)
S&P500 2526.90(+56.40 +2.28%)
ナスダック 7487.31(+126.73 +1.72%)
CME日経平均先物 18275(大証終比:+415 +2.30%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。きょうの市場は原油の減産期待が高まった。朝方発表になった米新規失業保険申請件数が664.8万件と予想を大きく上回り過去最高となった。市場も大幅な悪化は事前に想定していたものの、あまりに数字が大きかったことから、株式市場もさすがにネガティブな反応を示したようだ。
寄り付きから売りが先行し、ダウ平均は200ドル超下げて始まったものの、下値での買い気配も出始めているのか、すぐに買い戻しが入り、ダウ平均は前日付近での売買交錯となっていた。
そのような中、今度はトランプ大統領がツイッターで、サウジとロシアが協議し、減産が期待されるとツイートしたことで原油相場が急伸し、株式市場もエネルギー株中心に買い戻しが強まった。ダウ平均は一時534ドル高まで上昇したが、ロシアのペスコフ報道官が「プーチン大統領がサルマン皇太子と協議した事実はない」と述べたことから、戻り売りも出て伸び悩んだ格好。一時マイナスに転じている。
ただ今度は、テキサス州鉄道委員会のシットン委員長はロシアのノワク・エネルギー相と、世界での1000万バレルの減産について協議したと述べたことで、再び上値追いの動きが出た格好。
新型ウイルス感染もさることながら、サウジとロシアの対立激化による原油急落も株式市場の急落を誘発していた。新型ウイルス感染拡大は依然として鎮静化の気配を見せていないが、原油安が解消すれば、相場回復に向けて大きなフォローとなる。
エ年ルギー株の上げついては、トランプ大統領がきのう、石油会社の首脳と明日及び明後日に会談することを明らかにし、サウジから米国に輸入される原油への関税上乗せの可能性などが協議される見込みとも伝わったことも材料視されている。
ダウ採用銘柄ではシェブロンやエクソンモービルに買い戻しが強まったほか、ベライゾン、キャタピラー、IBM、コカコーラが上昇。一方、ウォルグリーンが下落したほか、ボーイングが依然として上値が重い。
ナスダックも反発。テスラは続落しているものの、マイクロソフト、エヌビディア、アルファベットが上昇している。
遺伝子診断のインビテが下落。1780万株の新株発行増資を発表した。発行価額は1株9ドルで、前日終値よりも23%低い水準。
アパレルのメーカーのPVHが上昇。11-1月期の決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。
バイオ技術企業バイオメリカが上昇。新型ウイルス感染で同社の検査機器を使用した指先採血型血液検査を促進するため、ニューヨークのマウントサイナイ医科大学と2つの契約を締結したことが材料視されている。
クルーズの英カーニバルが商いを伴って下落。航空や旅行レジャー関連には買い戻しの動きも見られているものの、新株発行増資を発表しており、発行価額が8ドルになったことが嫌気されている。
インビテ 12.65(+0.94 +8.03%)
PVH 31.87(-0.76 -2.33%)
バイオメリカ 7.07(+0.07 +1.00%)
カーニバル 7.97(-0.83 -9.43%)
アルファベット(C) 1120.84(+15.22 +1.38%)
フェイスブック 158.19(-1.41 -0.88%)
ネットフリックス 370.08(+6.00 +1.65%)
テスラ 454.47(-27.09 -5.63%)
アマゾン 1918.83(+11.13 +0.58%)
エヌビディア 255.47(+12.40 +5.10%)
ツイッター 23.02(-0.30 -1.29%)
ダウ採用銘柄
J&J 133.15(+4.34 +3.37%)
P&G 114.40(+5.07 +4.64%)
ダウ・インク 28.03(+0.99 +3.66%)
ボーイング 123.27(-7.43 -5.68%)
キャタピラー 116.74(+5.39 +4.84%)
ユナイテッド 86.01(-5.36 -5.87%)
ビザ 157.39(+4.28 +2.80%)
ナイキ 80.14(+0.91 +1.15%)
ウォルグリーン 40.27(-2.71 -6.31%)
3M 137.91(+4.77 +3.58%)
エクソンモビル 40.40(+2.87 +7.65%)
シェブロン 76.12(+7.56 +11.03%)
コカコーラ 43.95(+1.83 +4.34%)
ディズニー 96.97(+2.05 +2.16%)
マクドナルド 161.50(+3.33 +2.11%)
ウォルマート 118.65(+4.51 +3.95%)
ホームデポ 181.31(+2.68 +1.50%)
JPモルガン 87.51(+3.15 +3.73%)
トラベラーズ 97.19(+1.99 +2.09%)
ゴールドマン 149.93(+4.64 +3.19%)
アメックス 76.66(-0.75 -0.96%)
ユナイテッドヘルス 240.44(+3.12 +1.31%)
IBM 110.00(+4.86 +4.62%)
アップル 244.93(+4.02 +1.67%)
ベライゾン 55.25(+2.33 +4.40%)
マイクロソフト 155.26(+3.15 +2.07%)
インテル 54.35(+2.47 +4.76%)
ファイザー 32.87(+1.12 +3.53%)
メルク 76.87(+3.07 +4.16%)
シスコシステムズ 39.80(+1.83 +4.77%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ダウ平均 21413.44(+469.93 +2.24%)
S&P500 2526.90(+56.40 +2.28%)
ナスダック 7487.31(+126.73 +1.72%)
CME日経平均先物 18275(大証終比:+415 +2.30%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。きょうの市場は原油の減産期待が高まった。朝方発表になった米新規失業保険申請件数が664.8万件と予想を大きく上回り過去最高となった。市場も大幅な悪化は事前に想定していたものの、あまりに数字が大きかったことから、株式市場もさすがにネガティブな反応を示したようだ。
寄り付きから売りが先行し、ダウ平均は200ドル超下げて始まったものの、下値での買い気配も出始めているのか、すぐに買い戻しが入り、ダウ平均は前日付近での売買交錯となっていた。
そのような中、今度はトランプ大統領がツイッターで、サウジとロシアが協議し、減産が期待されるとツイートしたことで原油相場が急伸し、株式市場もエネルギー株中心に買い戻しが強まった。ダウ平均は一時534ドル高まで上昇したが、ロシアのペスコフ報道官が「プーチン大統領がサルマン皇太子と協議した事実はない」と述べたことから、戻り売りも出て伸び悩んだ格好。一時マイナスに転じている。
ただ今度は、テキサス州鉄道委員会のシットン委員長はロシアのノワク・エネルギー相と、世界での1000万バレルの減産について協議したと述べたことで、再び上値追いの動きが出た格好。
新型ウイルス感染もさることながら、サウジとロシアの対立激化による原油急落も株式市場の急落を誘発していた。新型ウイルス感染拡大は依然として鎮静化の気配を見せていないが、原油安が解消すれば、相場回復に向けて大きなフォローとなる。
エ年ルギー株の上げついては、トランプ大統領がきのう、石油会社の首脳と明日及び明後日に会談することを明らかにし、サウジから米国に輸入される原油への関税上乗せの可能性などが協議される見込みとも伝わったことも材料視されている。
ダウ採用銘柄ではシェブロンやエクソンモービルに買い戻しが強まったほか、ベライゾン、キャタピラー、IBM、コカコーラが上昇。一方、ウォルグリーンが下落したほか、ボーイングが依然として上値が重い。
ナスダックも反発。テスラは続落しているものの、マイクロソフト、エヌビディア、アルファベットが上昇している。
遺伝子診断のインビテが下落。1780万株の新株発行増資を発表した。発行価額は1株9ドルで、前日終値よりも23%低い水準。
アパレルのメーカーのPVHが上昇。11-1月期の決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。
バイオ技術企業バイオメリカが上昇。新型ウイルス感染で同社の検査機器を使用した指先採血型血液検査を促進するため、ニューヨークのマウントサイナイ医科大学と2つの契約を締結したことが材料視されている。
クルーズの英カーニバルが商いを伴って下落。航空や旅行レジャー関連には買い戻しの動きも見られているものの、新株発行増資を発表しており、発行価額が8ドルになったことが嫌気されている。
インビテ 12.65(+0.94 +8.03%)
PVH 31.87(-0.76 -2.33%)
バイオメリカ 7.07(+0.07 +1.00%)
カーニバル 7.97(-0.83 -9.43%)
アルファベット(C) 1120.84(+15.22 +1.38%)
フェイスブック 158.19(-1.41 -0.88%)
ネットフリックス 370.08(+6.00 +1.65%)
テスラ 454.47(-27.09 -5.63%)
アマゾン 1918.83(+11.13 +0.58%)
エヌビディア 255.47(+12.40 +5.10%)
ツイッター 23.02(-0.30 -1.29%)
ダウ採用銘柄
J&J 133.15(+4.34 +3.37%)
P&G 114.40(+5.07 +4.64%)
ダウ・インク 28.03(+0.99 +3.66%)
ボーイング 123.27(-7.43 -5.68%)
キャタピラー 116.74(+5.39 +4.84%)
ユナイテッド 86.01(-5.36 -5.87%)
ビザ 157.39(+4.28 +2.80%)
ナイキ 80.14(+0.91 +1.15%)
ウォルグリーン 40.27(-2.71 -6.31%)
3M 137.91(+4.77 +3.58%)
エクソンモビル 40.40(+2.87 +7.65%)
シェブロン 76.12(+7.56 +11.03%)
コカコーラ 43.95(+1.83 +4.34%)
ディズニー 96.97(+2.05 +2.16%)
マクドナルド 161.50(+3.33 +2.11%)
ウォルマート 118.65(+4.51 +3.95%)
ホームデポ 181.31(+2.68 +1.50%)
JPモルガン 87.51(+3.15 +3.73%)
トラベラーズ 97.19(+1.99 +2.09%)
ゴールドマン 149.93(+4.64 +3.19%)
アメックス 76.66(-0.75 -0.96%)
ユナイテッドヘルス 240.44(+3.12 +1.31%)
IBM 110.00(+4.86 +4.62%)
アップル 244.93(+4.02 +1.67%)
ベライゾン 55.25(+2.33 +4.40%)
マイクロソフト 155.26(+3.15 +2.07%)
インテル 54.35(+2.47 +4.76%)
ファイザー 32.87(+1.12 +3.53%)
メルク 76.87(+3.07 +4.16%)
シスコシステムズ 39.80(+1.83 +4.77%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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