決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … ストライク、スターマイカ、岡山製紙 (3月30日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月27日から30日の決算発表を経て31日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　岡山製紙 <3892>
　20年5月期第3四半期累計(19年6月-20年2月)の経常利益(非連結)は前年同期比79.6％増の10.7億円に拡大し、通期計画の12億円に対する進捗率は89.5％に達したものの、5年平均の97.6％を下回った。

★No.3　ストライク <6196>
　20年8月期第2四半期累計(19年9月-20年2月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.1倍の15.5億円に急拡大し、通期計画の22.3億円に対する進捗率は69.3％に達し、5年平均の47.9％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3892> 岡山製紙 　　　ＪＱ　　 +9.02 　　3/30　　　3Q　　　 79.60
<2975> スターマイカ 　東１　　 +4.62 　　3/30　　　1Q　　　-35.62
<6196> ストライク 　　東１　　 +2.47 　　3/30　　上期　　　105.16

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした31日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース