ソフトバンクＧは３日続伸で４０００円大台復帰、群を抜く売買代金に注目

　ソフトバンクグループ<9984.T>が３日続伸、４０００円台を回復した。前日までの２営業日で１１００円あまりの上昇をみせていたこともあって、上値は重くなっているが、売買代金は前引け時点で１２００億円を超え全市場を通じ上場企業のなかで断トツとなっている。ただ、空売りの買い戻しは目先一巡したとみられ、「ここからの上値は実需の買い直しが必要であり、上げ足が鈍る可能性もある」（国内証券ストラテジスト）という指摘もでている。資産売却に伴い、高水準の自社株買いと負債削減に舵を切ったが、７５日移動平均線が横に走る４６００円近辺への戻りが達成できるかどうかがひとつのカギを握ることになりそうだ。

出所：MINKABU PRESS