アルプス技研が一時15%高、20年12月期営業最高益更新見通しと自社株買い発表を好感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/02/07 10:27
アルプス技研が一時15%高、20年12月期営業最高益更新見通しと自社株買い発表を好感  アルプス技研<4641.T>が4連騰で一時、前日比272円(14.6%)高の2135円に買われ、昨年来高値を更新している。6日の取引終了後に発表した20年12月期連結業績予想で、売上高383億2000万円(前期比5.4%増)、営業利益42億7000万円(同6.4%増)、純利益29億1000万円(同0.1%増)と6期連続で営業最高益更新を見込み、年間配当は70円と実質増配を予定していることが好感されている。

 主要顧客である大手製造業各社における派遣要請は引き続き堅調であり、この傾向が継続するとみられることから、技術者派遣事業の稼働率が引き続き高水準で推移すると見込まれている。

 なお、19年12月期決算は、売上高363億7100万円(前の期比11.0%増)、営業利益40億1400万円(同11.9%増)、純利益29億800万円(同9.0%増)だった。

 同時に、上限を50万株(発行済み株数の2.39%)、または12億5000万円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されているようだ。取得期間は2月7日から3月6日までで、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能にするためとしている。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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