日本株全面高!危機は去った?(2/7版)

著者:中原良太
投稿:2020/02/06 19:00

(売らないで我慢していて良かった〜)

IQ上位2%の投資家、中原良太です。

2/6、指数が大きく戻りました。

上がった理由は、
新型肺炎への警戒感が、
一時的に後退したからのよう。

今みたく相場が下落しているときは、
「反発するときは一気に上がる」
傾向があります。

言い換えると、

「反発した瞬間に株を持っていない」と、
2/6みたいな大きな上昇を取り逃がしてしまい、
それだけでかなりの痛手なんですよね。

含み損は辛いものですが、
ひとまず反発を取れてよかったです…!
(売らないで我慢していて良かった〜)

【これまでの資産変動】
2/4終値→2/6終値:+42万円
2月:+32万円(2/6時点)
1月:▲75万円
2019年:+433万円
2018年:+68万円

※「パーセント表記だと運用成績が分かりにくい」
というお声を頂いたので、表記を円に戻しました〜。

◆  ◆  ◆

厳しい相場の中でも、
高値更新中のあの銘柄について、
今日はお話しします〜:

◯パナソニック<6752>

総合家電のトップ。
旧松下電器。

同社の予想PERを見てみると、
「約14.6倍」と普通の水準。
(ただし、自己資本比率は約30%と低め)

2月3日に発表した3Q決算が好感され、
株価がグイグイ上がっております。

3Q決算を詳しくみてみると、
固定費削減が進められており、
市場予想よりも業績が良好だった様子。

今週から株価がグイグイ上がっており、
1週間もしないうちに10%以上値上がりしました。

〜〜〜

注目すべきポイントは以下の2つ:

◯1週間で10%以上値上がりした
◯自己資本比率が低い

同社株は今週だけで、
「10%以上値上がりしてしまった」
という点は、不安材料です。

日本株の傾向として、
「過去1週間に上がった株は、
その次の1週間に下がりやすい」
なんて特徴があります。

だから、

今から買うのは気が引けます。

また、

同社の場合は自己資本比率が約30%と低く、
借金が多い点には注意が必要です。

借金が多い会社の場合、

投資先としては、
「ハイリスク・ハイリターン」
となる傾向が強く、

とりわけ下落相場に弱くなりがちなので、
今の相場環境で手をつけるのは怖いところ。

以上を踏まえると、

仮に僕が手掛けるとすれば、
「長期投資は怖いからやらない」
「短期でトレードするなら空売り」
というのが基本方針ですね。

空売りOKできるなら、
検討しているところです。

短期決戦で短期的な反落を狙って、
お小遣い稼ぎしたいところですね。

◆  ◆  ◆

目先の取引方針ですが、
「小型株はこれからが本番」
と考えております。

2/6の日本株市場は、
主要指数(日経/TOPIXなど)が、
主に値上がりしたのですが、

JASDAQやマザーズなど、
新興株市場は反発が遅れています。

だから、

僕のように小型株メインで、
投資(トレード)していた人からすると、

「指数が上がった割には、たいして儲からん…」
と、嘆いていた方も多かった1日だと思います。

とはいえ、

JASDAQは4日連続で陽線、
マザーズ指数も3日連続でプラスです。

新興株市場は、
「いちど上がり始めると弾みがつきやすい」
傾向がありますので、

主要指数を追いかける形で、
これからじわじわ上がってきそうです。

一方、

日経平均/TOPIXは、
2/6に大きな陽線をつけましたが、

この2つの指数は、
「陽線をつけた翌日は寄り天になりやすい」
というデータも優勢ですので、

これから株を買おうとしている方は、
天井づかみにならないよう注意が必要でしょう。

以上を踏まえて、

ぼく個人がトレードする場合は、
「大型株はいったん利益確定」
「小型株へ乗り換え」
といった対応で、

大型株の値上がりからは降りて、
次の新興株の値上がりに期待したいところ。

ぼく個人は小型株メインで保有しているので、
「現状維持で全力買いを継続」
という対応で臨みます〜。

以上。

IQ上位2%の投資家、中原良太でした。
中原良太
株式会社テラス システムトレード開発者
配信元: 達人の予想