トリニ工が反落、20年3月期業績予想を上方修正も市場予想に届かず

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/02/03 09:44
 トリニティ工業<6382.T>が反落している。1月31日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を355億円から360億円(前期比1.8%増)へ、営業利益を20億円から23億円(同20.5%増)へ、純利益を16億円から16億5000万円(同8.4%増)へ上方修正したが、営業利益で24億円前後を見込んでいた市場予想に届かないことから、失望売りが出ているようだ。

 設備事業で塗装設備納入などが増加したことに加えて、全社を挙げて原価低減活動や経費削減活動などに取り組んだことが寄与した。なお、同時に発表した第3四半期累計(19年4~12月)決算は、売上高266億1500万円(前年同期比10.7%増)、営業利益19億5200万円(同2.2倍)、純利益14億2100万円(同2.0倍)だった。

 また、業績予想の修正に伴い、従来15円を予定していた期末配当を16円に引き上げるとあわせて発表した。年間配当は31円(従来予想30円)となり、前期実績に対しては3円の増配になる予定だ。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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