<コラム>【日経平均23000円から暴落チャート入り】日経平均がパンデミック化?!フラッシュ・クラッシュ下落中の日経平均の下値サポートラインの目安と、下落の時ほど利益幅は大きいスキルアップレポート!

著者:藤崎慎也
投稿:2020/01/25 07:24

■下落局面の相場戦略

日経平均予想】


短期的には、日経平均が4度目で超えられなかった24100円が今年の天井と断定して、


下落ポジションを継続中です。


週足の5週MAの23880円を下回っており、下抜けすると節目の23500円、75日MAの23150円を試しに行く可能性も十分あると予想して割れてきました!


ここからの日経平均サポートラインは以下の通りです。


日経平均下値サポートライン価格】23150円.22950円(強めのサポートライン).22700円(強めのサポートライン).22000円(かなり強いサポートライン)

22000円程度までは月足の上昇トレンドの押し目レベルより短期でターゲットとなりやすいポイントとみます。


日経平均22000円を下回るような事態は、世界的な金融危機を意味する為、世界中の債権バブルに火が灯る為、国を守る防衛ラインの目安になりそうです。(22000円の下は、20500円、19000円、15000円くらいしかサポートラインはないです)



相場は下落でも大きな利益を上げられる投資は数多い(下落の方が上昇より早い為、大きな利益は出やすい)ので、


一部、リスクヘッジ系ポートフォリオを入れる事で、大きな下落でマイナスとなる所をマイナスを少なくできたり、


下落のみに掛けてると大きな利益に変える事も可能です。


相場は、上がったものは下がるという基本概念から、売りを犬猿する方もいますが、逆に売りをマスターすれば大きな資金力/経済力を付けられるスキルアップになると弊社では推奨しております。


<先日のコラムから下落相場の利益比較>

相場に絶対という言葉は絶対ない!と言う事は言えます。

よって、常にもし思惑と反対の動きとなった場合の事を考えて、1割の勝ち組トレーダーは売買を行います。


また、先日のようにかなり高確率で起こり得る時に大きく勝負し数か月~1年くらいの利益まで出すのがプロの投資家の手法です。


如何せん、二日連続で近日の暴落を大胆予想した結果、日経平均先物は暴落し、750の壁(日経平均先物23750円)を下抜けて下落相場鮮明から、日経先物は夜間23550円まで暴落しました。(金曜終値から300円弱の下落幅)


先日書いた節目の第一段階の23500円ラインがサポートラインまでの下落となりました。


※下値目安は、23500円(節目).23300円(下値の窓埋め).23170円(75日MA)が下値目途を想定していました。

<日経先物リアルタイムチャート分析>
https://n225chart.com/niy.html


ちなみに、オススメ下落リスクヘッジ手法として紹介した銘柄の利益を比較すると、


日経平均約300円弱の下落的中の時の、各推奨ヘッジポジションの利益を比較してみると、


●日経Wインバース(1357)買い・・・日経平均約1%下落より、利益は2%(100万➡102万円)


●日経VI(2035)・・・VIX(恐怖指数)指数次第だが、今の価格だと経験即的には約3~5%上昇(100万➡103万円~105万円となる予想)


●日経先物・・・約300円の下落で利益確定できた場合、日経先物mini1枚(約7万円)~ラージ1枚(約70万円)で100万円下落ポジションを持っていたとすると、ラージ1枚(70万円)辺り30万円の利益より(100万円➡約143万円)となった。


●日経オプション(プット買い)・・・オプションはSQまでの期間が短い程、大きく変動する為、一概に言えないが、急落時は先物よりも大きな利益を出す事ができます。


株式市場では2~5%の利益に対して、日経先物/オプション取引を組み入れると1日(1夜)にして利回り40%を超える取引が可能という事が分かると思います。


言いたい事は、相場は常に買いだけやってるといつかは下落相場でやられる可能性が高いという事です。


ITバブル崩壊も、リーマンショック前も株価はバブルの前兆を超えて上がってる最中にやってきています。


自分の経験即で、今まで以上のリスクがある時期なので、買いだけで勝負する方がリスクが高いと言えるでしょう。


また、スキルUPして、新しい取引に挑戦するのも良いと思います。


相場サイクルとして10年サイクルと、大きな100年サイクル論がありますが、資本主義の資金循環として上昇/下落を繰り返すのは必然の原理であり、上がり続ける相場などは存在しない事は過去の歴史から明らかな事です。


今までの視点を少し変えて、色んな角度から相場を見る事によって、色んな気づきやリスクやチャンスを発見する事ができますし、


投資スキルの向上にもつながります。



今回の調整下落から再度、上下あると思いますが、ブレグジットやパンデミック寸前になりかけてる現状から、


更なる波乱も考えられるので、今一度、新しい取引にチャレンジする第一歩を踏み出すヒントになればと思います。


【投資スキルUP=将来の経済力】の構造は、長い経験で間違いないですので。


自立した投資家が日本で増える事を願うばかりです!



小さな変化の先を読んで動いて、一般投資家が売る時に買うという「人の行く裏に道あり花の山」が相場で勝つ為の王道である事が分かると思います。
藤崎慎也
フィデリア株式会社 代表取締役 投資助言者
配信元: 達人の予想