ETF売買動向＝21日前引け、ｉシェア４百、純パラ信託が新高値

　21日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比118.3％増の1034億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同131.1％増の981億円だった。

　個別ではＵＢＳ　ユーロ圏小型株 <1388> 、ｉシェアーズ　ＪＰＸ日経４００　ＥＴＦ <1364> 、ＭＡＸＩＳ全世界株式（オール・カントリー） <2559> 、東証電気機器株価指数連動型上場投資信託 <1613> 、ＮＥＸＴ　シンガポール <2045> など8銘柄が新高値。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が8.22％高と大幅な上昇。

　一方、ＵＢＳ　先進国株 <1394> は15.31％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は4.74％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は4.12％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ニッケル上場投資信託 <1694> は3.14％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が180円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金695億700万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金559億5100万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が141億5200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が36億6200万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が23億3500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が17億1500万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が15億7200万円の売買代金となった。

株探ニュース