【買い】ケイブ（3760）ディフェンシブのゲーム株に注目、全体手がかり薄で物色資金向かう◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

ディフェンシブのゲーム株に注目、全体手がかり薄で物色資金向かう

業種：情報・通信
時価総額：69億円
PER：0.00倍
PBR：5.84倍

　ソーシャルゲームを収益柱としながら受託開発も行うモバイル・コンテンツプロバイダ企業の大手となる。PCオンラインゲームや家庭用ゲーム機向けの開発も行っており、その他エンターテイメントコンテンツやモバイルメディアなども展開している。スマホゲーム『ゴシックは魔法乙女』への依存度が高いが直近で10日から新章「光に叛く星々」をスタート。

　業績面においては1/14に中間決算を発表、売上高は前期比28.2％減収に対し利益面はそれぞれ赤字縮小での着地となっている。新規タイトルのリリースに向けた開発を進めるとともに、主力の『ゴシックは魔法乙女』をテコ入れし、不採算ゲームを整理して利益率改善に努めた。

　株価は上記決算発表の前後で大幅に乱高下するもそれまでの上昇基調を維持。押し目買い意欲が強いとみられ、25日移動平均線を下値サポートにしながら堅調な展開が続く。カプコンで腕をならしたゲームプロデューサーの岡本吉起氏が資本参加するとともに新ゲームタイトルの開発に携わっていることも話題性があると言える。