クリスマス以降、日本株が上がる理由?(12/25版)

著者:中原良太
投稿:2019/12/24 19:00

クリスマスの時期が来ました。

IQ上位2%の投資家、中原良太です。

クリスマスの時期が来ました。

2018年は阿鼻叫喚の、
地獄絵図だったクリスマスですが、

今年はどうやら、
「みんな含み益でハッピー!」
となるクリスマスのようですね。

ここまで日経平均株価は、
1年間で+20%ほど上昇したので、

(余計なトレードをして損をした人を除けば)
大多数は今年、20%以上お金を増やしたかと。

毎年これぐらい利益を出せると、
投資も楽しいんですけどね…。

◆  ◆  ◆

2019年の運用成績は、
プラス400万円ほどで着地しそう。

手間をかけた割には、
ちょっと少ない気もしますが、
概ね良好な成果を出せて安心しています。

とはいえ、

2019年はまだあと4営業日あります。

詰めの甘さで足元を掬われないように、
最後まで気を抜かずに臨みましょう…。

【これまでの資産変動】
12/23:1609万0216円
12/24:1609万9087円(前日比+8871円)

◆  ◆  ◆

上場したばかりで盛り上がっている、
この会社について情報収集してみました:

◯カクヤス<7686>

「なんでも酒やカクヤス」など、
料飲店や個人向けの種類販売店を展開。

IPOの割にはPERが低く、
予想PERは約16倍ほど。

ただ、

PERだけでは割安感は判断できなくてですね。

自己資本比率が低く借金の多い会社は、
PERが低くても株価が上がりにくいです。

同社の自己資本比率は、
PBR約3倍という時価ベースで見ても、
50%割れていて、さほど高くないです。

この点には注意が必要かと思います。

次に、同社の収益源を見てみると、

「なんでも酒やカクヤス」という、
東京都23区を中心とした酒類販売店と、

「KYリカー」という酒類の大型専門店、
「CORK」というお酒とお花のセット販売店など、

酒類をはじめとする、
食料品の販売事業を展開しています。

業態としては卸売のようなので、
「薄利多売」のビジネスモデルみたいですね。

2020年3月期の、
同社の純利益(見込み)は、
約9.5億円ほどとなる予想です。

なお、同社の事業は、
酒類の販売に特化しているぶん、

「酒類にまつわる法規制」が変わった場合などには、
業績が急に変わるかもしれないので注意が必要ですね。

ここで気になるのが、
「同社を買収するなら、いくらまで払えるか?」
ってところです。

僕はかなり臆病&ケチなので、
「5年以内に元を取りたい!」
と考えています。

仮に同社を買収する場合、
「9.5億×5年分=約45億円まで!」
なんて考えちゃいますが、

どれくらいが適正価格なんでしょうか。

個人的には「酒類の販売」ってのが、
なかなか良さそうな気もしておりまして、

(言い方は悪いですが)
依存性のあるもの販売しているうえ、
コスト優位を目指している業態なので、

業績が安定しそうですね。

あなただったら、この会社の株に、
いくらまでなら払えますか?

◆  ◆  ◆

今後の取引方針ですが、
「まだまだ全力買い!」
で行きます。

ついに来ましたよ、クリスマス。

例年、この時期は、
「相場が上がりやすい!」
という傾向があってですね。

特に年末年始の時期には、
機関投資家によるお化粧買いで、
相場全体があがりやすいと言われています。

過去20年以上の日本株データを調べても、
「年末年始は軒並み株価が上がったぞ!」
なんてデータもあるくらいなので、

この機会に乗じて、
リスクを取っていきたいところ。

かくいう僕自身、

12/24に大型株を売払い、
次の投資先を探し中です。

さて、どれを買おうかな。
いまからワクワクが止まりません…!(wktk

以上。

IQ上位2%の投資家、中原良太でした。
中原良太
株式会社テラス システムトレード開発者
配信元: 達人の予想