24セブン、前期経常を一転12%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2019/12/20 20:20
 トゥエンティーフォーセブン <7074> [東証M] が12月20日大引け後(20:20)に業績修正を発表。19年11月期の経常利益(非連結)を従来予想の11.5億円→9.7億円(前の期は11億円)に16.1%下方修正し、一転して12.4%減益見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 1.売上高売上高につきましては、7,791百万円を予定しておりましたが、7,697百万円の着地となる見込みです。パーソナルトレーニングを主要事業とする当社におきましては、想定無料カウンセリング件数を元に、月別店舗別に売上高を見積もり、積み上げにより当社の通期予想売上高を算出しておりますが、無料カウンセリング申込件数は、広告宣伝における効果や市場環境・競合による影響を受けやすい状況にございます。当社は、第3四半期末時点までの業績は、業績予想数値と比べて順調に進捗していたため、業績予想数値は達成できるものと見込んでおりました。しかしながら、2019年11月において無料カウンセリング申込件数が計画に対して大幅に減少したため、無料カウンセリング申込件数の落ち込みを補うための新たな施策を11月末まで行っておりましたが、計画に対する減少分を補うには至らず、当第4四半期における24/7Workoutの無料カウンセリング申込件数が計画から約20%を下回ったことにより、新規入会者数が減少し、これにより24/7Workout直営店舗の売上高及び物販の売上高が業績予想数値を下回る見込みとなりました。当社においてはインターネット広告を中心に広告宣伝を実施しており、ダイエット・パーソナルトレーニングジム関連を中心にインターネット検索数は年々増加傾向にあり市場が拡大を続けております。これに伴い、競合他社との広告出稿・入札状況が厳しさを増しておりますが、当社としては常に広告とサービスの改善を繰り返し、競合の中から選ばれる状態を醸成し、改善を図っていく所存です。2.営業利益営業利益につきましては、1,158百万円を予定しておりましたが、991百万円の着地となる見込みです。パーソナルトレーニングを主要事業とする当社におきましては、事業をさらに拡大し、成長を続けていくためには人材の獲得及び育成が重要課題であると認識しており、第3四半期末時点までは、売上高が業績予想数値と比べて上振れで進捗していたため、将来にわたる出店計画等を勘案し、先行して人員の採用を前倒しで進めておりました。その結果、新規に採用した人員に係る労務費が、採用時点以降当事業年度末まで売上高の増減にかかわらず継続的に計上された一方で、当第4四半期において上記の通り売上高が業績予想数値を下回る結果となったことにより、営業利益が業績予想数値を下回る見込みとなりました。3.経常利益経常利益につきましては、1,158百万円を予定しておりましたが、971百万円の着地となる見込みです。その主な要因は、上記売上高・営業利益が予想を下回ったことによります。 4.当期純利益当期純利益につきましては、822百万円を予定しておりましたが、583百万円の着地となる見込みです。その主な要因は、上記売上高・営業利益・経常利益が予想を下回ったことに加え、法人税等について、留保金課税及び法人住民税均等割額による税負担が増加することを見込んでいることによります。(注) 本資料に記載されている修正後の業績予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は様々な要因によって異なる場合があります。
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