様子見の中でボーイングとホームデポの下げがダウ平均を圧迫=米国株序盤

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/12/11 23:56
NY株式11日(NY時間09:46)
ダウ平均   27867.87(-13.85 -0.05%)
ナスダック   8632.70(+16.52 +0.19%)
CME日経平均先物 23385(大証終比:+15 +0.06%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は続落して始まっている。午後にFOMCの結果発表を控える中、ボーイングとホームデポの下げがダウ平均を圧迫しているものの、全体的には様子見気分が強い。ボーイングは米連邦航空局が737MAXの運航再開を承認せず、来年に持ち越しとなったことが嫌気されている。一方、ホーム・デポはガイダンスを公表しており、来年度の売上高見通しを下方修正している。

 FOMCについては、今回は据え置きが確実視されており、市場の関心は来年に移っている。何らかのヒントを探りたいところでもあり、その意味ではFOMCメンバーの来年の金利見通しが注目される。

 市場は1回の追加利下げを見込んでいるようだが、9月FOMC時点のFOMCメンバーの2020年の金利見通しの中心値は追加利下げなしだった。但し、メンバーの見通しは真っ二つに分断していた。ただ、先週の米雇用統計を始め、その後の米経済指標からすると、今回も中心値は追加利下げなしの見通しが有力かもしれない。

 なお、取引開始前までの主要企業の決算発表はなく、引け後も予定はない。このあとの米経済指標の発表もなく、日本時間0時半に米週間石油在庫統計の発表が予定されている。

アルファベット(C) 1344.43(-0.23 -0.02%)
フェイスブック 200.78(-0.09 -0.04%)
ネットフリックス 296.92(+3.80 +1.30%)
テスラ 354.66(+5.82 +1.67%)
アマゾン 1742.22(+3.01 +0.17%)
エヌビディア 215.44(+1.46 +0.68%)
ツイッター 29.93(+0.09 +0.30%)

ダウ採用銘柄
J&J 141.45(+1.46 +1.04%)
P&G 124.89(+0.62 +0.50%)
ダウ・インク 54.00(+0.87 +1.63%)
ボーイング 340.28(-7.62 -2.17%) 
キャタピラー  144.40(+1.53 +1.07%) 
ユナイテッド  146.64(+1.27 +0.87%) 
ビザ 181.90(-0.36 -0.20%) 
ナイキ 96.90(-0.11 -0.11%)
ウォルグリーン 58.39(-0.01 -0.02%) 
3M 168.15(+0.49 +0.29%) 
エクソンモビル  69.24(+0.18 +0.26%) 
シェブロン 117.00(-0.89 -0.76%) 
コカコーラ 54.05(+0.28 +0.52%) 
ディズニー 147.61(+1.51 +1.03%) 
マクドナルド 194.86(-0.09 -0.05%) 
ウォルマート 119.30(+0.16 +0.13%)
ホームデポ 213.42(-2.48 -1.15%)
JPモルガン 134.29(-0.21 -0.16%)
トラベラーズ  135.26(-0.28 -0.21%)
ゴールドマン  222.11(+0.23 +0.10%)
アメックス 120.84(-0.06 -0.05%) 
ユナイテッドヘルス 279.85(+0.33 +0.12%)
IBM 134.01(+0.10 +0.07%)
アップル  269.96(+1.48 +0.55%)
ベライゾン 61.21(-0.02 -0.03%)
マイクロソフト  150.44(-0.69 -0.46%)
インテル 56.69(+0.10 +0.18%)
ファイザー 38.41(-0.07 -0.18%)
メルク 89.27(+0.17 +0.19%)
シスコシステムズ 44.33(+0.23 +0.52%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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