はてな<3930>は11月29日、2020年7月期第1四半期(19年8月-10月)決算を発表した。売上高が前年同期比6.7%減の6.17億円、営業利益が同54.3%減の0.72億円、経常利益が同53.4%減の0.75億円、四半期純利益が同53.8%減の0.51億円となった。
コンテンツプラットフォームサービスについて、主力サービスの「はてなブログ」の登録ユーザー数や、月間ユニークブラウザ数が順調に推移し、「はてなブログ」の有料プラン「はてなブログPro」等の課金売上についても好調に推移した。アフィリエイト広告は、同社が運営するメディアについて、一部の広告配信ネットワークへの一時接続が停止される状況が発生し、依然として継続していることから、広告枠に対する入札参加広告主数が減少し、結果として、広告単価が下落基調となり、広告売上は軟調に推移した。
コンテンツマーケティングサービスについて、「はてなブログMedia」サービスは、使いやすい操作画面、高いシステム安定性、検索エンジンから評価されやすいサイト構造を実現するため、機能強化に努めた。また、提供サービスプランに「レギュラープラン」「ライトプラン」の2プラン制を導入し、販売機会の更なる獲得に努めた結果、「ライトプラン」の導入が堅調に増加した。さらに、媒体メディアに掲載されるネイティブ広告、バナー広告等の広告売上も、「はてなブログMedia」の運用媒体数の増加に伴い、堅調に推移した。
テクノロジーソリューションサービスについて、Webマンガサービスに特化したマンガビューワ「GigaViewer」の売上は堅調に推移した。また、保守運用サービスでは、運用案件数の積上により、売上成長に繋がった。「Mackerel(マカレル)」については、新機能としてリリースした「Mackerelコンテナエージェント」「ロール内異常検知」が好評を得ており、潜在顧客のサービス需要に対して、効果的にアプローチした結果、売上は堅調に推移した。さらに、2019年10月には、ソニービズネットワークスが提供しているAWS導入・運用支援サービス「マネージクラウドwith AWS」のオプションサービスとして「Mackerel(マカレル)」が採用され、販売ネットワークの更なる拡充が実現している。
利益の概況について、労務費や販売費及び一般管理費が前年同期比10.5%増の4.88億円となった。主な増加要因は、中長期的なサービス拡張と事業創出のため、サービス開発要員等の採用等を積極的に行ったことなどによる。短期的な収益獲得を目的とした資本投下というよりはむしろ、将来にわたり、競争優位性を確保するために、収益基盤の確立に向けた戦略的先行投資として位置づけている。
2020年7月期通期の業績予想については、売上高が前期比10.3%増の27.81億円、営業利益が同36.6%減の2.87億円、経常利益が同36.2%減の2.87億円、当期純利益が同39.6%減の1.97億円とする期初計画を据え置いている。
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コンテンツプラットフォームサービスについて、主力サービスの「はてなブログ」の登録ユーザー数や、月間ユニークブラウザ数が順調に推移し、「はてなブログ」の有料プラン「はてなブログPro」等の課金売上についても好調に推移した。アフィリエイト広告は、同社が運営するメディアについて、一部の広告配信ネットワークへの一時接続が停止される状況が発生し、依然として継続していることから、広告枠に対する入札参加広告主数が減少し、結果として、広告単価が下落基調となり、広告売上は軟調に推移した。
コンテンツマーケティングサービスについて、「はてなブログMedia」サービスは、使いやすい操作画面、高いシステム安定性、検索エンジンから評価されやすいサイト構造を実現するため、機能強化に努めた。また、提供サービスプランに「レギュラープラン」「ライトプラン」の2プラン制を導入し、販売機会の更なる獲得に努めた結果、「ライトプラン」の導入が堅調に増加した。さらに、媒体メディアに掲載されるネイティブ広告、バナー広告等の広告売上も、「はてなブログMedia」の運用媒体数の増加に伴い、堅調に推移した。
テクノロジーソリューションサービスについて、Webマンガサービスに特化したマンガビューワ「GigaViewer」の売上は堅調に推移した。また、保守運用サービスでは、運用案件数の積上により、売上成長に繋がった。「Mackerel(マカレル)」については、新機能としてリリースした「Mackerelコンテナエージェント」「ロール内異常検知」が好評を得ており、潜在顧客のサービス需要に対して、効果的にアプローチした結果、売上は堅調に推移した。さらに、2019年10月には、ソニービズネットワークスが提供しているAWS導入・運用支援サービス「マネージクラウドwith AWS」のオプションサービスとして「Mackerel(マカレル)」が採用され、販売ネットワークの更なる拡充が実現している。
利益の概況について、労務費や販売費及び一般管理費が前年同期比10.5%増の4.88億円となった。主な増加要因は、中長期的なサービス拡張と事業創出のため、サービス開発要員等の採用等を積極的に行ったことなどによる。短期的な収益獲得を目的とした資本投下というよりはむしろ、将来にわたり、競争優位性を確保するために、収益基盤の確立に向けた戦略的先行投資として位置づけている。
2020年7月期通期の業績予想については、売上高が前期比10.3%増の27.81億円、営業利益が同36.6%減の2.87億円、経常利益が同36.2%減の2.87億円、当期純利益が同39.6%減の1.97億円とする期初計画を据え置いている。
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