リスクイベントを控えてポジションサイズには細心の注意を
今夜28:00に行われるFOMCのほか、明日からは英総選挙、また15日に発動期限を迎える対中報復関税第4弾とリスクイベントを控えて神経質な展開が予想されます。
まず、今夜のFOMCですが、政策金利は据え置きが確実視されているため、注目は金利見通しを示す「ドットプロット」となります。前回の発表時点で来年の金利見通しの中心値は追加利下げなしでしたが、FOMCメンバーの見通しは分かれており、中心値が利下げに傾くようであれば、米長期金利の低下からドル売りが強まる場面が考えられます。また、パウエルFRB議長の記者会見も同様に来年の追加利下げが示唆されるか否かが焦点となりそうです。
一方、15日が期限の対中制裁関税第4弾ですが、ヘッドラインが二転三転しており、予断を許さない展開です。昨夜も
米中交渉担当者は「米国が15日に予定している対中制裁関税第4弾の発動を見送る計画」との報道を受けてドル円は上昇しています。取り急ぎ対中制裁関税「発動延期」というヘッドラインがあればマーケットは好感しますが、延期はマーケットのコンセンサスでもありますので上昇トレンドを形成するような材料ではないでしょう。一方、仮に対中制裁関税「発動」となればネガティブサプライズとなり、ダウンサイドを大きく掘っていくことになります。
どちらにせよ週末にかけてボラティリティが上昇するリスクイベントを控えており、資金管理、ポジションサイズには細心の注意を払っていきましょう。
まず、今夜のFOMCですが、政策金利は据え置きが確実視されているため、注目は金利見通しを示す「ドットプロット」となります。前回の発表時点で来年の金利見通しの中心値は追加利下げなしでしたが、FOMCメンバーの見通しは分かれており、中心値が利下げに傾くようであれば、米長期金利の低下からドル売りが強まる場面が考えられます。また、パウエルFRB議長の記者会見も同様に来年の追加利下げが示唆されるか否かが焦点となりそうです。
一方、15日が期限の対中制裁関税第4弾ですが、ヘッドラインが二転三転しており、予断を許さない展開です。昨夜も
米中交渉担当者は「米国が15日に予定している対中制裁関税第4弾の発動を見送る計画」との報道を受けてドル円は上昇しています。取り急ぎ対中制裁関税「発動延期」というヘッドラインがあればマーケットは好感しますが、延期はマーケットのコンセンサスでもありますので上昇トレンドを形成するような材料ではないでしょう。一方、仮に対中制裁関税「発動」となればネガティブサプライズとなり、ダウンサイドを大きく掘っていくことになります。
どちらにせよ週末にかけてボラティリティが上昇するリスクイベントを控えており、資金管理、ポジションサイズには細心の注意を払っていきましょう。