９日の株式相場見通し＝米株高受け続伸、年初来高値更新が視野

　９日の東京株式市場は、買い優勢の展開で日経平均株価は２万３０００円台半ばまで上昇する公算が大きい。年初来高値更新が視野に入る。前週末の米国株市場では好調な１１月の米雇用統計を好感する形で米景気減速に対する警戒感が後退、これを背景にＮＹダウが大幅高に買われており、東京市場もこれに追随する動きとなりそうだ。政府の大型経済対策決定を受けて、引き続き建設株やその周辺銘柄などに物色の矛先が向く可能性がある。

　６日の米株式市場では、ＮＹダウ平均株価が前営業日比３３７ドル２７セント高の２万８０１５ドル０６セントと大幅高で３日続伸。ナスダック総合株価指数は、同８５．８２８ポイント高の８６５６．５２９だった。

　日程面では、７～９月の国内ＧＤＰ、１０月の国際収支、１１月の企業倒産、１１月の景気ウォッチャー調査など。

出所：MINKABU PRESS