■NY株式:NYダウ146ドル高、米中通商協議への懸念後退
米国株式相場は上昇。ダウ平均は146.97ドル高の27649.78、ナスダックは46.03ポイント高の8566.67で取引を終了した。米国が15日より前に米中通商協議における第一段階の合意を見込んでいるとの報道を受け、買いが先行。原油相場や米長期金利の上昇も好感され、終日堅調推移となった。セクター別では、エネルギーや半導体・半導体製造装置が上昇する一方でソフトウェア・サービスや素材が下落した。
米中合意への懸念が後退し、昨日下落したマイクロン・テクノロジー(MU)やエヌビディア(NVDA)などの半導体セクターが買い戻された。旅行予約サイトのエクスペディア(EXPE)は、CEOとCFOの辞任を発表し上昇。検索大手アルファベット(GOOGL)は、共同創業者のラリー・ペイジCEO及びセルゲイ・ブリン社長の退任を発表し買われた。一方で、クラウドベースの顧客管理ソフトなどのセールス・フォース(CRM)や労務管理ソフトのワークデイ(WDAY)は、軟調な業績見通しが嫌気され下落した。
ビジネスチャットツールのスラック(WORK)は、マーケット終了後に8-10月期決算を発表し、売上高は予想を上振れ、一株損失は予想よりも縮小したものの、軟調な業績見通しが嫌気され、時間外取引で下落して推移している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:米中貿易交渉の見通し改善でリスクオン
4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円56銭から108円96銭まで上昇し、108円88銭で引けた。米11月ADP雇用統計が予想外の減少となったことからドル売りが一時強まったものの、関係筋の話として米中通商協議は部分合意成立に向けて引き続き順調に進んでいるとの報じられると、投資家心理が改善。株高や米債利回りの上昇でドル買い・円売りが強まった。
ユーロ・ドルは、1.1116ドルまで上昇後、1.1067ドルまで反落して1.1079ドルで引けた。ユーロ・円は、120円37銭から120円81銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.3086ドルから1.3120ドルまで上昇した。英国の総選挙で与党勝利を織り込むポンド買いが強まった。ドル・スイスは、0.9864フランまで下落後、0.9900フランまで上昇した。
■NY原油:大幅続伸で58.43ドル、減産拡大の思惑強まる
NY原油先物1月限は大幅続伸(NYMEX原油1月限終値:58.43 ↑2.33)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は前日比+2.33ドルの1バレル=58.43ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは56.28ドル−58.66ドル。米エネルギー情報局(EIA)公表の週間在庫統計で原油在庫は予想以上に減少していたことや、石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成するOPECプラスが3日に開いた共同技術委員会(JTC)では、減産拡大について議論されなかったようだが、総会で協調減産の拡大について協議するとの思惑が広がったことが要因。米国株式の反発も材料視されたようだ。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 33.15ドル +0.31ドル(+0.94%)
モルガン・スタンレー(MS) 48.84ドル +0.73ドル(+1.52%)
ゴールドマン・サックス(GS)215.94ドル +3.70ドル(+1.74%)
インテル(INTC) 56.02ドル -0.05ドル(-0.09%)
アップル(AAPL) 261.74ドル +2.29ドル(+0.88%)
アルファベット(GOOG) 1320.54ドル +25.26ドル(+1.95%)
フェイスブック(FB) 198.71ドル -0.11ドル(-0.06%)
キャタピラー(CAT) 140.12ドル +0.06ドル(+0.04%)
アルコア(AA) 19.76ドル -0.03ドル(-0.15%)
ウォルマート(WMT) 118.69ドル +0.02ドル(+0.02%)
スプリント(S) 5.65ドル -0.04ドル(-0.70%)
<SF>
米国株式相場は上昇。ダウ平均は146.97ドル高の27649.78、ナスダックは46.03ポイント高の8566.67で取引を終了した。米国が15日より前に米中通商協議における第一段階の合意を見込んでいるとの報道を受け、買いが先行。原油相場や米長期金利の上昇も好感され、終日堅調推移となった。セクター別では、エネルギーや半導体・半導体製造装置が上昇する一方でソフトウェア・サービスや素材が下落した。
米中合意への懸念が後退し、昨日下落したマイクロン・テクノロジー(MU)やエヌビディア(NVDA)などの半導体セクターが買い戻された。旅行予約サイトのエクスペディア(EXPE)は、CEOとCFOの辞任を発表し上昇。検索大手アルファベット(GOOGL)は、共同創業者のラリー・ペイジCEO及びセルゲイ・ブリン社長の退任を発表し買われた。一方で、クラウドベースの顧客管理ソフトなどのセールス・フォース(CRM)や労務管理ソフトのワークデイ(WDAY)は、軟調な業績見通しが嫌気され下落した。
ビジネスチャットツールのスラック(WORK)は、マーケット終了後に8-10月期決算を発表し、売上高は予想を上振れ、一株損失は予想よりも縮小したものの、軟調な業績見通しが嫌気され、時間外取引で下落して推移している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:米中貿易交渉の見通し改善でリスクオン
4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円56銭から108円96銭まで上昇し、108円88銭で引けた。米11月ADP雇用統計が予想外の減少となったことからドル売りが一時強まったものの、関係筋の話として米中通商協議は部分合意成立に向けて引き続き順調に進んでいるとの報じられると、投資家心理が改善。株高や米債利回りの上昇でドル買い・円売りが強まった。
ユーロ・ドルは、1.1116ドルまで上昇後、1.1067ドルまで反落して1.1079ドルで引けた。ユーロ・円は、120円37銭から120円81銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.3086ドルから1.3120ドルまで上昇した。英国の総選挙で与党勝利を織り込むポンド買いが強まった。ドル・スイスは、0.9864フランまで下落後、0.9900フランまで上昇した。
■NY原油:大幅続伸で58.43ドル、減産拡大の思惑強まる
NY原油先物1月限は大幅続伸(NYMEX原油1月限終値:58.43 ↑2.33)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は前日比+2.33ドルの1バレル=58.43ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは56.28ドル−58.66ドル。米エネルギー情報局(EIA)公表の週間在庫統計で原油在庫は予想以上に減少していたことや、石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成するOPECプラスが3日に開いた共同技術委員会(JTC)では、減産拡大について議論されなかったようだが、総会で協調減産の拡大について協議するとの思惑が広がったことが要因。米国株式の反発も材料視されたようだ。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 33.15ドル +0.31ドル(+0.94%)
モルガン・スタンレー(MS) 48.84ドル +0.73ドル(+1.52%)
ゴールドマン・サックス(GS)215.94ドル +3.70ドル(+1.74%)
インテル(INTC) 56.02ドル -0.05ドル(-0.09%)
アップル(AAPL) 261.74ドル +2.29ドル(+0.88%)
アルファベット(GOOG) 1320.54ドル +25.26ドル(+1.95%)
フェイスブック(FB) 198.71ドル -0.11ドル(-0.06%)
キャタピラー(CAT) 140.12ドル +0.06ドル(+0.04%)
アルコア(AA) 19.76ドル -0.03ドル(-0.15%)
ウォルマート(WMT) 118.69ドル +0.02ドル(+0.02%)
スプリント(S) 5.65ドル -0.04ドル(-0.70%)
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