皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。今日はメキシコペソ円についてのレポートをご紹介します。
陳さんのブログ「テクニカルマイスター」では、メキシコ中央銀行が3会合連続で利下げしたことを挙げ、『中銀は経済成長見通しがここ数カ月で悪化した可能性があるとの見方を示した』と伝えています。
メキシコ経済については、『今年上半期、かろうじて景気後退(リセッション)入りを回避したが、第3四半期の国内総生産(GDP)速報値は、前期比0.1%増加にとどまり、景気は低迷している』と分析。中銀の利下げ決定によって下落していたメキシコペソは反発したと解説しています。
今週のメキシコペソ円の値動きについては、『保ち合いとなりそうだ』と予想。『利下げにより経済の下支えに動いているものの、2019年の実質経済成長率はマイナスに落ち込むとの懸念も出ている』と考察しています。
一方で、米中貿易摩擦の恩恵によって『中国に代わる代替地としてメキシコにはプラスに影響し』、『1~9月の貿易収支は26億ドル(2800億円)の黒字で、黒字確保は12年以来だ。輸出額全体の8割を占める米国向けの貿易黒字は16%増となり、全体をけん引した』と分析。そして、『輸出増にもかかわらず経済全体が低調なのは、国内外からの投資が減っていることが原因だ』と述べています。
今後については、『北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる「USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)」が米国やカナダで批准されることになれば、このような停滞感は払拭される可能性がある』と示唆しています。『与野党の対立で滞っている新協定の批准手続きが進む可能性がでてきた』と伝えていますので、注目してみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の11月19日付「メキシコペソ円、先週の動き・今週の予想」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコマーケットレポーター 三井智映子
<HH>
陳さんのブログ「テクニカルマイスター」では、メキシコ中央銀行が3会合連続で利下げしたことを挙げ、『中銀は経済成長見通しがここ数カ月で悪化した可能性があるとの見方を示した』と伝えています。
メキシコ経済については、『今年上半期、かろうじて景気後退(リセッション)入りを回避したが、第3四半期の国内総生産(GDP)速報値は、前期比0.1%増加にとどまり、景気は低迷している』と分析。中銀の利下げ決定によって下落していたメキシコペソは反発したと解説しています。
今週のメキシコペソ円の値動きについては、『保ち合いとなりそうだ』と予想。『利下げにより経済の下支えに動いているものの、2019年の実質経済成長率はマイナスに落ち込むとの懸念も出ている』と考察しています。
一方で、米中貿易摩擦の恩恵によって『中国に代わる代替地としてメキシコにはプラスに影響し』、『1~9月の貿易収支は26億ドル(2800億円)の黒字で、黒字確保は12年以来だ。輸出額全体の8割を占める米国向けの貿易黒字は16%増となり、全体をけん引した』と分析。そして、『輸出増にもかかわらず経済全体が低調なのは、国内外からの投資が減っていることが原因だ』と述べています。
今後については、『北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる「USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)」が米国やカナダで批准されることになれば、このような停滞感は払拭される可能性がある』と示唆しています。『与野党の対立で滞っている新協定の批准手続きが進む可能性がでてきた』と伝えていますので、注目してみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の11月19日付「メキシコペソ円、先週の動き・今週の予想」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコマーケットレポーター 三井智映子
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