<動意株・5日>(前引け)=ダイトーケミ、リブセンス、藤コンポ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/11/05 11:37
<動意株・5日>(前引け)=ダイトーケミ、リブセンス、藤コンポ  ダイトーケミックス<4366.T>=ストップ高。感光材料でシェアトップを誇り、特に世界的な半導体市況の回復を背景に半導体向けの需要回復に期待が募っている。ここ半導体関連の中低位株が相次いで人気化するなか、急騰習性のある同社株にも物色の矛先が向いた。なお、足もとの業績は改善傾向にあり、20年3月期の営業利益は会社側従来計画の5億円から5億5000万円に上方修正している。

 リブセンス<6054.T>=異彩高。三角もち合いをきれいに上放れ年初来高値を更新。求人情報サイトを運営しているが、構造的な人手不足をフォローの風に成功報酬型のアルバイト求人サイト「マッハバイト」などが好調で、19年12月期業績は営業利益段階で前期比23%増を見込む。また、不動産情報メディアでは「DOOR賃貸」を売却し、10~12月期に17億5000万円を特別利益に計上する見通しにあり、この利益は次の業容拡大の原資となるだけに注目される。株価低位にも関わらず信用倍率は1.1倍台と拮抗、日証金では株不足状態にあり、需給妙味も大きい。

 藤倉コンポジット<5121.T>=急速人気化。ゴム引布加工品などを主力に産業用資材を手掛けており、PBRが0.5倍を割り込むなど会社解散価値の半値以下に放置されていることで、水準訂正余地が大きい。非常用マグネシウム空気電池「WattSatt(ワットサット)」で実績が高く、ポスト・リチウムイオン電池関連の最右翼として注目度が高まっている。過去には2013年12月から14年1月にかけてマグネシウム電池関連として人気化し、400円近辺の株価を短期間で1750円まで駆け上がった実績がある。

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出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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