新興市場銘柄ダイジェスト:エイシアンスタとUMNがストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2019/10/31 16:42
<4585> UMN 447 +80
ストップ高。塩野義製薬<4507>がTOB(株式公開買い付け)を実施し、UMNファーマを完全子会社化すると発表。TOB価格は1株につき540円で、買い付け期間は31日から12月12日まで。UMNファーマ株は上場廃止となる見込み。また、19年12月期第3四半期累計(19年1-9月)の営業損益は5.33億円の赤字(前年同期実績4.69億円の赤字)で着地。通期予想(8.87億円の赤字)は据え置いた。

<7578> ニチリョク 948 +150
ストップ高。20年3月期第2四半期累計の営業利益を従来予想の0.60億円から0.99億円(前年同期実績0.28億円)に上方修正している。堂内陵墓事業での集客力強化に起因した募集手数料収入の増加に加え、販管費の見直しが奏功し、利益が拡大する見込みとなったため。通期予想(前期比60.6%増の2.80億円)は据え置いたが、現在精査中で修正の必要が生じた場合は開示するとしている。

<3498> 霞ヶ関キャピタル 5890 -440
急落。公募による新株発行35万株及び株式売り出し22万株、オーバーアロットメントによる売り出し8万5500株(上限)を行うと発表。発行済株式総数276万3200株に対する公募による新株発行数の割合は12.7%。払込金額は11月11-14日のいずれかの日に決定。調達資金の約27億円(上限、手取概算額)はアパートメントホテル開発の土地取得や開発資金、認可保育園や海外不動産などの開発資金に充当する。

<9698> クレオ 1773 +239
急伸。14万株(2億円)を上限に自社株を取得すると発表。発行済総数(自社株を除く)に対する割合は1.7%。取得期間は11月18日-20年1月31日。自己資本比率が理想としている水準(70%)を上回ったため。また、20年3月期第2四半期累計の営業利益はソリューションサービス事業などが伸び、前年同期比188.0%増の4.40億円で着地。通期予想は前期比49.1%増の10.00億円で据え置いた。

<8946> エイシアンスタ 170 +50
ストップ高。中国で病院を経営する遠東宏信医院集団及び経営コンサルティングの上海邁伊茲咨詢(上海マイツ)と戦略的提携枠組み協定を締結したと発表している。遠東宏信医院集団は中国大手リース会社の医療事業子会社。遠東宏信医院集団は日本の医療機関への投資機会を求めており、ASIAN STARは上海マイツとともに同社へコンサルティングサービスを提供し、共同投資を検討する。

<4316> ビーマップ 811 +41
大幅に反発。20年3月期第2四半期累計の営業損益を従来予想の0.00億円(損益均衡)から0.51億円の黒字(前期実績0.60億円の赤字)に上方修正。全ての事業分野で増益となった。特にワイヤレス・イノベーション事業で大型の構築案件を計上している。通期予想(前期比11.1%増の0.90億円の黒字)は据え置いたが、第4四半期を中心にワイヤレス・イノベーション事業での構築案件が続いているという。

<4588> オンコリス 1995 +45
大幅に反発。岡山大学と次世代テロメライシンOBP-702に関する業務請負契約の締結で合意したと発表。岡山大学から委託を受け、OBP-702の前臨床試験のうち製造法と品質試験法の開発検討を受託。契約に関する収入は、20年12月期に寄与すると見込む。OBP-702は、がんのウイルス療法テロメライシン(OBP-301)の遺伝子構造を一部改変し、がん抑制遺伝子p53を組み込んだ次世代テロメライシン。 <ST>
配信元: フィスコ

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