株価はまだ上がる?10月23日版

著者:藤村哲也
投稿:2019/10/21 21:35

株は連続的な情報が重要

10/23追記分
ニューヨークダウは39ドル安の26788ドル。日経平均は月曜日比51円高の22600円と引き続き堅調に推移。
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10月21日(月)の日経平均は22548円と56円高で引けました。

10月23日(水)の動きはどうでしょうか?

21日(月)の21時の日経平均先物は40円高の22610円近辺と引き続き、堅実に推移しています。

10月23日水曜日も、投資格差が広がっていく局面と言えましょう。

保有銘柄によって、かなり温度差が出ています。含み損を抱えたまま身動きが取れない状況は今は避けたいところ。

今のうちに保有銘柄の見直しをしておかれることがお薦め。保有銘柄の管理方法を見直してみてはどうでしょう?

単発の買い推奨情報は溢れていますが、連続的な株情報が何故大切なのでしょう?

大半の方は限られた資金で運用しています。例えば、100万円という資金を増やそうと思って株情報を求めると思います。その100万円という現金を株で増やしていくのに必要な情報は何でしょうか?

まず最初が、「いつ(時期A)、どの銘柄(銘柄A)を、どのような比率(ウェイトA)で買うか?」という情報が必要になります。

その後、時期Aで購入した銘柄Aは色々な値動きをしてきます。

この値動きが、曲者で、時期毎に個別の銘柄毎に全く違う値動きとなっていきます。

もちろん、思惑通りに上昇していくケースだけでなく、一つとして同じ動きがなく、様々なケースがあります。

その為、その値動きに応じた保有や売却、追加、入替などが必要になっていきます。

・失敗時に早めの入れ替えで他の銘柄で取り返していくことや
・大きな値幅取りのために売らないで保有を続ける選択
・大きな利益を確定する売却
・小さな利益を確定する売却
・早期の損切り
・早期の銘柄の入れ替え
・追加購入

など銘柄毎に時期毎に対応を変える必要があります。

最低でも買った以上、A銘柄の値動きに応じた購入後の情報が必要不可欠です。

この情報がないと、買った後に、放置してしまって含み損を抱えたり、常に短期売買で忙しくなったりしてしまい悩みの種になったりします。

つまり、購入した全ての銘柄は購入後の情報が最低でも必要なのです。

何故なら、売って始めて損益は確定するから、買い情報だけでは意味がないに等しいのです。

買って売って、売って出来た現金で買って、とその後も、連続的な情報がどんどん必要になっていくのです。

点ではなく1本の線で繋がっていく情報が重要です。

100万円を増やしていこうと思うと、必ず、この時の経過と共に変わっていく情報を求めていくことが重要になっていきます。

どうしても、株情報というと買い推奨情報ばかりを求めがちです。色々な銘柄の買い推奨情報があったとしても、その銘柄を購入した後、どうしていくのかいう購入後の情報があるかどうかが非常に大切です。

購入後の売却のサポートがあると、銘柄毎に売却まで完結でき、含み益や売買利益が生まれていきます。パフォーマンスも気持ちも大きく変わっていくのではないでしょうか?

株の情報で最も重要な視点と言えるのではないでしょうか?
藤村哲也
ライジングブル投資顧問代表
配信元: 達人の予想