じっくりチャンスを待ちます…。
IQ上位2%の投資家、中原良太です。
ここ最近の日本株市場は、
「大型株ばかり上がっている」
という印象です。
マザーズ指数に至っては、
10月に入ってから−4.5%も下げていますし、
ジャスダック平均についても、
10月はプラス0.9%ほどです。
僕らのような個人投資家が、
株を購入するときには、
「時価総額加重」など使いません。
そう考えると、
「単純平均」を採用している、
JASDAQ平均の動きが、
僕らの資産変動にもっとも近い形で、
変動している指数かもしれませんな。
さて。
上昇相場が来たときに備えて景気敏感株を。
下落相場が来たときに備えて激安小型株を。
半分半分で仕込んでいるので、
万全な体制で望んでいけたらと。
とはいえ、
状況は僕の運用資金も同様で、
「JASDAQ平均並にはあがるけど、
日経平均やTOPIXには追いつけない」
という状態が続いております…。
インデックス投資で保険も張っているので、
指数に負けたとしてもカバーできて良いのですが…。
せっかく時間をかけて株取引しているのだから、
どうせならインデックスには勝ちたいものですなぁ。
いまの相場の動きは、
どうにも苦手です。
あまり出遅れないように、
しっかりと耐えきって、
じっくりチャンスを待ちます…。
【これまでの資産変動】
10/15:993万3728円
10/16:1002万0970円(前日比+8万7242円)
◆ ◆ ◆
なかなか安い銘柄を見つけたので、
ご紹介しましょう。それがコチラ:
↓
◯パーカーコーポレーション<9845>
工業用洗剤でトップクラス。
2018年以降、
株価が3分の2くらいに下がりました。
去年以降の株価下落のおかげで、
かなりお買い得に見えます。
同社の予想PERは4.6倍。
仮に今の業績が続けば、
益回りは21.7%とかなり高め。
日本株全体と比べても、
半値以下で売られている感触です。
値ごろに見えたので、
ざっと企業価値を見積もってみました。
まず、同社の財産価値をザッと見積もると、
※2020年3月期1Qの四半期報告書を参照
現金:10854百万円
掛金:12294×0.8=9835百万円
証券:5408×0.8=4326百万円
資産計:25015百万円
負債計:19215百万円
ネットネット:5800百万円
発行済株式総数:26,801,452株−1,088,300株=25,713,152株
⇨1株あたりネットネット:225円
と、こんな感じ。
同社の株価は468円ですが、
「仮にいま倒産しても、半分弱は、
現金として戻ってきそうだぞ〜!」
という感じであります。
また、同社の10年分の有価証券をもとに、
収益性についても分析してみました。
※ここでの利益は、バフェットの「株主利益」を採用しています
すると、
同社の収益価値は1株あたり46円/年ほど。
益回りは10%ほどでした。
これらの情報をもとに、
理論株価(割引率10%、成長率0%)を、
手堅く算出してみると、
理論株価
=清算価値+収益価値(10年)
=225円+46円×10=685円
という結果が得られました。
同社の理論株価は685円。
現時点の株価が468円なので、
理論株価と比べてかなり割安に感じます。
短期で利益を狙うのは難しいでしょうが、
中長期でジワジワと値上りが期待できそうです。
配当利回りも3%近くと高いうえ、
中長期で値上がりも期待できます。
お金に余裕があれば、
迷わず買う銘柄です…。
目先5年〜10年くらいは、
上昇が期待できると思いますよ。
ウォッチリストに入れて、
観察してはいかがでしょうか。
◆ ◆ ◆
目先の取引方針ですが、
今週からは月の後半に入りましたが、
「毎月、月後半は株価が上がりやすいぞ!」
というデータもあるので、
これから月末にかけて、
値上がりが期待できそうです。
また、
株価は週単位で動く傾向もあって、
「週後半は上がりやすいぞ!」
というデータもあります。
足元の市況も良い感じなので、
暦も追い風し、含み益が伸びやすい地合いかと。
相場が上がっている時期は、
「割安株」が出遅れがち。
運用資金の半分を、
「割安株投資」にまわしている僕は、
残りの資金で景気敏感株を買って、
なんとか取り残されないよう、
着いていきたいところ。
僕の取引手法は、
「上昇相場で稼ぐ」ことよりも、
「下落相場で損をしない」ことに、
特化していますので、
慌てず、機会が来るまでは、
「相場についていくこと」だけ、
考えて取引するつもりです。
ただし、
一点だけ不安なのが、
JASDAQ平均が上がっていないところ。
JASDAQ平均は、
日本株の先行きを予測するときに、
もっとも先に動く指標だと考えておりまして。
JASDAQが弱いときは、
その他の株も上がらないことが多いんです。
ふたたび下落トレンド入りすれば、
8月のような急落も考えられます。
なので、
「今のところは全力買い」のスタンスですが、
少しでも状況が悪化したときに備え、
「いつでも売れるように」
準備するのが良いかと。
以上。
IQ上位2%の投資家、中原良太でした。
ここ最近の日本株市場は、
「大型株ばかり上がっている」
という印象です。
マザーズ指数に至っては、
10月に入ってから−4.5%も下げていますし、
ジャスダック平均についても、
10月はプラス0.9%ほどです。
僕らのような個人投資家が、
株を購入するときには、
「時価総額加重」など使いません。
そう考えると、
「単純平均」を採用している、
JASDAQ平均の動きが、
僕らの資産変動にもっとも近い形で、
変動している指数かもしれませんな。
さて。
上昇相場が来たときに備えて景気敏感株を。
下落相場が来たときに備えて激安小型株を。
半分半分で仕込んでいるので、
万全な体制で望んでいけたらと。
とはいえ、
状況は僕の運用資金も同様で、
「JASDAQ平均並にはあがるけど、
日経平均やTOPIXには追いつけない」
という状態が続いております…。
インデックス投資で保険も張っているので、
指数に負けたとしてもカバーできて良いのですが…。
せっかく時間をかけて株取引しているのだから、
どうせならインデックスには勝ちたいものですなぁ。
いまの相場の動きは、
どうにも苦手です。
あまり出遅れないように、
しっかりと耐えきって、
じっくりチャンスを待ちます…。
【これまでの資産変動】
10/15:993万3728円
10/16:1002万0970円(前日比+8万7242円)
◆ ◆ ◆
なかなか安い銘柄を見つけたので、
ご紹介しましょう。それがコチラ:
↓
◯パーカーコーポレーション<9845>
工業用洗剤でトップクラス。
2018年以降、
株価が3分の2くらいに下がりました。
去年以降の株価下落のおかげで、
かなりお買い得に見えます。
同社の予想PERは4.6倍。
仮に今の業績が続けば、
益回りは21.7%とかなり高め。
日本株全体と比べても、
半値以下で売られている感触です。
値ごろに見えたので、
ざっと企業価値を見積もってみました。
まず、同社の財産価値をザッと見積もると、
※2020年3月期1Qの四半期報告書を参照
現金:10854百万円
掛金:12294×0.8=9835百万円
証券:5408×0.8=4326百万円
資産計:25015百万円
負債計:19215百万円
ネットネット:5800百万円
発行済株式総数:26,801,452株−1,088,300株=25,713,152株
⇨1株あたりネットネット:225円
と、こんな感じ。
同社の株価は468円ですが、
「仮にいま倒産しても、半分弱は、
現金として戻ってきそうだぞ〜!」
という感じであります。
また、同社の10年分の有価証券をもとに、
収益性についても分析してみました。
※ここでの利益は、バフェットの「株主利益」を採用しています
すると、
同社の収益価値は1株あたり46円/年ほど。
益回りは10%ほどでした。
これらの情報をもとに、
理論株価(割引率10%、成長率0%)を、
手堅く算出してみると、
理論株価
=清算価値+収益価値(10年)
=225円+46円×10=685円
という結果が得られました。
同社の理論株価は685円。
現時点の株価が468円なので、
理論株価と比べてかなり割安に感じます。
短期で利益を狙うのは難しいでしょうが、
中長期でジワジワと値上りが期待できそうです。
配当利回りも3%近くと高いうえ、
中長期で値上がりも期待できます。
お金に余裕があれば、
迷わず買う銘柄です…。
目先5年〜10年くらいは、
上昇が期待できると思いますよ。
ウォッチリストに入れて、
観察してはいかがでしょうか。
◆ ◆ ◆
目先の取引方針ですが、
今週からは月の後半に入りましたが、
「毎月、月後半は株価が上がりやすいぞ!」
というデータもあるので、
これから月末にかけて、
値上がりが期待できそうです。
また、
株価は週単位で動く傾向もあって、
「週後半は上がりやすいぞ!」
というデータもあります。
足元の市況も良い感じなので、
暦も追い風し、含み益が伸びやすい地合いかと。
相場が上がっている時期は、
「割安株」が出遅れがち。
運用資金の半分を、
「割安株投資」にまわしている僕は、
残りの資金で景気敏感株を買って、
なんとか取り残されないよう、
着いていきたいところ。
僕の取引手法は、
「上昇相場で稼ぐ」ことよりも、
「下落相場で損をしない」ことに、
特化していますので、
慌てず、機会が来るまでは、
「相場についていくこと」だけ、
考えて取引するつもりです。
ただし、
一点だけ不安なのが、
JASDAQ平均が上がっていないところ。
JASDAQ平均は、
日本株の先行きを予測するときに、
もっとも先に動く指標だと考えておりまして。
JASDAQが弱いときは、
その他の株も上がらないことが多いんです。
ふたたび下落トレンド入りすれば、
8月のような急落も考えられます。
なので、
「今のところは全力買い」のスタンスですが、
少しでも状況が悪化したときに備え、
「いつでも売れるように」
準備するのが良いかと。
以上。
IQ上位2%の投資家、中原良太でした。