「ドローン」が10位にランク、軍事や商用化を視野に新成長局面に<注目テーマ>

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/10/04 12:21
「ドローン」が10位にランク、軍事や商用化を視野に新成長局面に<注目テーマ> ★人気テーマ・ベスト10
1 電線地中化 
2 5G 
3 キャッシュレス決済 
4 ソーシャルゲーム 
5 ゲーム関連 
6 国土強靭化 
7 人工知能 
8 バイオテクノロジー関連 
9 TOPIXコア30 
10 ドローン

 みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ドローン」がランキング10位となっている。 

 1日、北京で開催された中国建国70周年の軍事パレードではさまざまな無人システムの戦闘ドローンや偵察ドローンが登場し話題になった。ドローンは世界的に高い注目を集め、成長が著しい市場だが、日本においても商用化ルールや規制の見直しによる法改正が進められている。「ドローンビジネス調査報告書2019」によると、日本におけるドローン関連市場は、今年は前年比56%増の1450億円になると推定されており、今後も高成長が期待されている。

 ドローン関連の代表的な銘柄として挙げられるのはドーン<2303.T>だ。同社はGIS(地理情報システム)構築ソフトをベースとしたソフトの受託開発を展開するほか、クラウドサービスにも積極的で、足もとの業績は好調に推移している。同社が展開する位置情報サービスは、ドローンの普及局面でも収益を確保することが期待されている。また、ドローン関連ビジネルを早くから手掛けるヤマハ発動機<7272.T>にも注目したい。同社は無人ヘリコプターのオペレーターを30年以上かけて全国に1万人育てた実績と教習ノウハウがある。現在ドローンスクールを全国25カ所で展開し、農業の現場で即戦力となるオペレーターの育成に取り組んでいる。アフリカにおいても二輪車による荷物配送サービスのウガンダ企業、クーリエメイトと協業し、今後ケニアで産業用無人ヘリコプターを使ったサービスの商機を検証する。

 更に、TDK<6762.T>はスマートフォンやドローン向けの電池で高いシェアを誇る。高成長が期待できる自動運転やドローン、無人搬送機の関連事業などに投資しており、新たな成長の道筋を立てている。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
2303
1,930.0
(05/07)
-4.0
(-0.20%)
6762
7,228.0
(05/07)
+285.0
(+4.10%)
1,429.0
(05/07)
+2.0
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