―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の9月9日から10日の決算発表を経て11日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.2 東建コーポ <1766>
20年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比36.7%減の22.9億円に落ち込んだが、5-10月期(上期)計画の45.6億円に対する進捗率は50.3%となり、5年平均の52.3%とほぼ同水準だった。
▲No.3 丹青社 <9743>
20年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益は前年同期比10.7%減の26億円に減り、通期計画の55億円に対する進捗率は47.3%にとどまり、5年平均の69.7%も下回った。
▲No.5 アールエイジ <3248>
19年10月期第3四半期累計(18年11月-19年7月)の連結経常利益は前年同期比8.5%減の4億0900万円に減ったが、通期計画の4億円に対する進捗率が102.3%とすでに上回り、さらに5年平均の79.7%も超えた。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<4382> HEROZ 東M -15.03 9/10 1Q 4.81
<1766> 東建コーポ 東1 -4.06 9/10 1Q -36.68
<9743> 丹青社 東1 -4.05 9/10 上期 -10.67
<9692> シーイーシー 東1 -1.85 9/10 上期 22.44
<3248> アールエイジ 東2 -1.63 9/10 3Q -8.50
<3974> T・SCAT JQ -0.83 9/10 3Q -3.05
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした11日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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