需給好転で上値指向強まる、業績改善に伴い上値追い期待も◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆
業種:電気機器
時価総額:402億円
PER:10.16倍
PBR: 1.07倍
言わずと知れた火災報知器の大手で、消化システムなども含めた防災、入退室管理システムなどの防犯セキュリティ、さらに4K/8K放送時代を前にテレビ共同受信機器を扱う情報通信システムの3事業展開。防災関連では能美防災に次ぐ2位で、総合警備大手のALSOK、独ボッシュなどと業務提携している。
業績面においては7/31に第1Q決算を発表しており、消火設備や防犯設備が増収に寄与したほか利益面は販管費の減少に伴って赤字縮小で着地している。災害が多発する日本における需要増のほか、来年の東京オリンピック開催を控える中、防犯セキュリティ需要も高まってくることが予想され、業績改善の期待感が膨らんできそうだ。
株価は25日移動平均線付近で一進一退の値動きを続けていたが、足元では保ち合い上放れで戻り高値を更新する動きを見せている。7月高値1427円を視界に捉えており、これを上抜ければ年初来高値更新となるだけに上値追いの期待も高まる。日本で開催されるラグビーW杯はじめ来年の東京オリンピックを見据えてリアルセキュリティ需要の高まりは着実視され、業績面における裏付けも相まって上値を伸ばしそうだ。
時価総額:402億円
PER:10.16倍
PBR: 1.07倍
言わずと知れた火災報知器の大手で、消化システムなども含めた防災、入退室管理システムなどの防犯セキュリティ、さらに4K/8K放送時代を前にテレビ共同受信機器を扱う情報通信システムの3事業展開。防災関連では能美防災に次ぐ2位で、総合警備大手のALSOK、独ボッシュなどと業務提携している。
業績面においては7/31に第1Q決算を発表しており、消火設備や防犯設備が増収に寄与したほか利益面は販管費の減少に伴って赤字縮小で着地している。災害が多発する日本における需要増のほか、来年の東京オリンピック開催を控える中、防犯セキュリティ需要も高まってくることが予想され、業績改善の期待感が膨らんできそうだ。
株価は25日移動平均線付近で一進一退の値動きを続けていたが、足元では保ち合い上放れで戻り高値を更新する動きを見せている。7月高値1427円を視界に捉えており、これを上抜ければ年初来高値更新となるだけに上値追いの期待も高まる。日本で開催されるラグビーW杯はじめ来年の東京オリンピックを見据えてリアルセキュリティ需要の高まりは着実視され、業績面における裏付けも相まって上値を伸ばしそうだ。