マーケットコンディション 昨日のドル円は、106.30円で始まると、東京時間早朝に106.47円まで買い上がるが、その後は106.24円まで下押しとなった。ロンドン時間、欧州株が上昇し、時間外の米10年債利回りが上昇すると、リスク回避の円買いが後退し106.69円まで上昇。NY時間、ジャクソンホールでのパウエルFRB議長講演を控え、106.60円を挟む小動きとなり、106.61円でクローズをむかえた。
ドル円、イベント待ちで動意薄。 昨日は、21-22日予定の日米閣僚級通商協議や、23日のジャクソンホールでのパウエルFRB議長講演を控え、動きにくい展開。ファンダメンタル的には売り要因が多いが、テクニカル的には、アセンディングトライアングルといわれる、上昇三角形のパターンが出来上がっていて、上値抵抗線の107円前後を突破すると完成形になる。107円は重い気がするが、日米通商協議やジャクソンホールでのポジティブサプライズには警戒が必要。