マザーズ指数は5日ぶり反落、米中摩擦懸念で売られる、テラプローブが急落

配信元:フィスコ
投稿:2019/08/02 16:51
 2日のマザーズ指数は5日ぶりの反落となった。前日の米国市場において、トランプ大統領が中国からの輸入品3000億ドル相当に9月1日より10%の追加関税を課す計画を表明し、米中摩擦激化への懸念が再燃。個人投資家のセンチメントも悪化したことから、マザーズ市場にも朝方より売りが先行した。また、円相場が一時1ドル=106円台を付けるなど強含むなか、日経平均が後場に節目の21000円を割り込むと、マザーズ市場の時価総額上位銘柄も揃って売り込まれる場面があった。大引けにかけては、米雇用統計などを控え、次第に様子見ムードの強まる展開になった。なお、売買代金は概算で634.93億円。騰落数は、値上がり53銘柄、値下がり232銘柄、変わらず9銘柄となった。
 値下がり率上位銘柄では、テラプローブ<6627>が9%安とトップになったほか、TDSE
<7046>やエンバイオHD<6092>などがそれに続いた。売買代金上位では、インパクトホールディングス<6067>、そーせい<4565>メルカリ<4385>、HEROZ<4382>アンジェス<4563>が軟調。一方で、バンクオブイノベ<4393>が16%高になったほか、ブシロード<7803>、ALBERT<3906>、ロゼッタ<6182>はしっかり。
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配信元: フィスコ

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