【売り】しまむら(8227)しばらく様子見姿勢が強まるか?=フェアトレード田村祐一

著者:田村祐一
投稿:2019/08/01 07:30

8月の注目銘柄

■注目理由
 6月の決算発表後、一度浮上しましたが、大きな下落トレンドの流れに押される形となり、直近さらに軟調に転じています。

■事業概要
衣料品家庭用品小売り。低価格の衣料店を全国に展開しています。プライベートブランドも展開しています。時価総額約2,886億62百万円。PER約12.24倍 PBR約0.8倍。

■足もとの業績
 直近発表の2020年2月期第1四半期決算では、売上高1336億48百万円(前年同期比-2.9%)、営業利益55億92百万円(同-22.1%)、純利益37億93百万円(同-20.7%)となっている。

■テクニカル分析
 直近の安値は、5月14日につけた年初来安値7,550円まで、まだ200円ほど開きがありますが、依然としてトレンドは下を向いており、現在は上から75日移動平均線、25日移動平均線、5日移動平均線の順で並んでいる状況です。次の上昇に向けて好材料があればすぐに上向くことが予想されますが、夏枯れ相場を背景に様子見姿勢が強まると予想します。

■システムトレード分析
 システムトレードの検証では、同社株の8月の勝率が15.7%(3勝16敗0分)となっており、8月は株価が下がりやすい傾向が見られます。8月の投資銘柄として株価の動向を注目しておきたい銘柄です。
田村祐一
フェアトレード(株)所属
配信元: 達人の予想

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