ETF売買動向＝31日前引け、純金信託、金ブルが新高値

　31日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比2.7％減の883億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同2.3％減の833億円だった。

　個別では純金上場信託（現物国内保管型） <1540> 、ＮＥＸＴ　金ブル <2036> が新高値。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が3.07％高と大幅な上昇。

　一方、ＵＢＳ　欧州株 <1386> は3.52％安、ＵＢＳ　ユーロ圏大型株５０ <1385> は3.33％安、ＵＢＳ　英国大型株 <1389> は3.11％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が211円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金616億4900万円となり東証全銘柄で3位。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金528億8100万円を大幅に上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が126億3300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が28億9000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が13億9900万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が12億6900万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が10億4200万円の売買代金となった。

株探ニュース