マザーズ指数は続伸、終日堅調な推移、昨日IPOのブシロードは売買代金トップ

配信元:フィスコ
投稿:2019/07/30 17:26
 本日のマザーズ指数は続伸した。円安によって輸出採算の悪化懸念が後退したことで、電機や機械などの関連株を中心に朝方から東京市場は上昇した。とくに昨日業績の下方修正を発表しながらもロボット事業の受注改善などが好感されたファナック<6954>などが買われたことなどが寄与する形で、朝方からマザーズ市場にも買いが波及した。後場に入ってからは、日銀の金融政策決定会合において期待されていたフォワードガイダンスの延長の発表がなかったことから、為替は円高方向に反転し、それに伴う形で日経平均は一時下げに転じた。一方で、為替の影響を受けにくいとされるマザーズ銘柄は引き続き堅調な推移となった。なお、売買代金は概算で862.40億円。騰落数は、値上がり116銘柄、値下がり159銘柄、変わらず14銘柄となった。
 個別では、昨日新規上場(IPO)したブシロード<7803>が売買代金でトップに、続いてそーせい<4565>がランクインした。ブシロードは前日比で182円(+8.51%)高の2320円と値上がり率ランキングにおいても4位に入った。値上がり率ランキング1位は、一部メディアにて成長期待が大きいことを示す株価売上高倍率(PSR)の高い銘柄として取り上げられたKudan<4425>がランクイン。昨日引け後に発表した第2四半期決算内容が大幅な増収増益だったエリアリンク<8914>アクセルマーク<3624>がそれに続いて値上がり率ランキングの2位と3位に入った。その他では、延期が発表された新薬への期待から買い戻しが入ったアンジェス<4563>や、anfac<7035>ベストワンドットコム<6577>などが上位に入った。一方で、昨日引け後に発表した決算において下方修正があったアズーム<3496>が値下がり率ランキングのトップに。続いて、昨日ストップ高だったメディア工房<3815>は利益確定売りから値を消した。その他では、エードット<7063>リビン・テクノロジーズ<4445>、前日まで大幅に3日続伸していたアプリックス<3727>などが値下がり率ランキングの上位に入った。
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配信元: フィスコ

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