ゲンキードラッグが大幅続落、２０年６月期の営業微増益見通しで失望感

　Ｇｅｎｋｙ　ＤｒｕｇＳｔｏｒｅｓ<9267.T>が大幅続落。この日午前に発表した１９年６月期連結決算で、営業利益が４０億４６００万円（前の期比２．０％減）となったことに加えて、２０年６月期も同４０億５０００万円（前期比０．１％増）と微増益見込みにとどまることが売り材料視されている。

　前期は、１７年８月に生鮮食品の販売を始めたことによる効果が一巡し、既存店売上高が上期の前年同期比６．１％増に対して、下期では同０．１％増にとどまったことから、販管費の増加を吸収しきれなかった。今期は、出店数を前期の３６店舗から５０店舗に増やす予定だが、物流費の増加などが利益を圧迫する見通しだ。

出所：minkabuPRESS