株価はまだ上がる?それとも?7月11日(木)版

著者:藤村哲也
投稿:2019/07/10 19:37

23時からパウエルFRB議長の議会発言

 ニューヨークダウは76ドル高、金融緩和方向を再確認し、買い安心感生まれナスダックは最高値更新。東京市場も112円高と堅調。7月11日(木)も引き続き個別物色の展開継続。
==
22時半過ぎ、ニューヨークダウは125ドル高、日経平均先物も小幅高。
===
7月10日(水)の日経平均は21533円で31円安で終わりました。高値は21601円まであったものの戻り売りに押されて後場は失速。

7月11日(木)はパウエルFRB議長の議会発言とそれに伴うニューヨークダウの動向に左右される展開となることが予想されます。

ETF分配金の換金売りも7月10日(水)でほぼ終了し需給は改善。7月12日(金)オプションSQ値の算定に向けた先物の仕掛け的な動きにも注目。

ニューヨークダウの先物は19時半現在は68ドル安で推移。パウエルFRB議長発言は東京時間で23時から。

今、持株はどうすべきでしょうか?売るべきでしょうか?

相場全体の動向も大切ですが、現在は、銘柄間格差が広がっており、保有銘柄によって、かなり状況が違っていましょう。

売った方が良い銘柄、銘柄入れ替えを行った方が良い銘柄、保有を続けた方が良い銘柄、買い増した方が良い銘柄と銘柄毎に判断は大きく異なってきましょう。

7月から12月に向けても格差が広がっていくのではないでしょうか?企業ごとに景況感や見通し、値動きに大きな違いが出てくると予想されるからです。米中貿易摩擦の影響も大いに関係してきましょう。

藤村哲也
ライジングブル投資顧問代表
配信元: 達人の予想