<動意株・8日>(前引け)=フェニックスバイオ、トーセイ、サムライJP

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/07/08 11:41
<動意株・8日>(前引け)=フェニックスバイオ、トーセイ、サムライJP  フェニックスバイオ<6190.T>=ストップ高カイ気配。株価は900円近辺で煮詰まりをみせていたが一気に人気化、気配値のまま4ケタ大台復帰を果たした。同社は広島大発のバイオベンチャーで、マウスの肝臓の70%以上がヒトの肝細胞に置き換えられたヒト肝細胞キメラマウスを使った受託試験サービスを展開し、その技術力を材料視する動きがある。最近では固相化トランスフェクション関連商品を手掛けるバイオベンチャーのサイトパスファインダー(東京都千代田区)との業務提携でマーケットの視線を集めた経緯がある。4月8日には1260円の年初来高値をつけているが、株価は足が軽く、早くもその水準も意識される局面に入った。

 トーセイ<8923.T>=大幅高で4日続伸。前週末5日の取引終了後に発表した第2四半期累計(18年12月~19年5月)連結決算が、売上高344億5200万円(前年同期比5.9%増)、営業利益79億6400万円(同15.6%増)、純利益52億3900万円(同17.7%増)と2ケタ営業増益となったことが好感されている。不動産流動化事業で、大規模バリューアップを実施し、リーシングにより全空室から満室稼働にした大型収益ビル(区分所有)を第2四半期に高い利益率で販売したことが業績を牽引。また、不動産開発事業で、「THEパームス調布マノアーガーデン」137戸など新築分譲マンション138戸(前年同期85戸)を販売したことも貢献した。

 SAMURAI&J PARTNERS<4764.T>=ストップ高。同社は情報システム構築を主力展開するが、企業向け投融資などで業容拡大を図っている。5日取引終了後に日本国内の大手アミューズメント企業と資金調達支援を目的としたアドバイザリー契約を締結したことを発表。これにより、7月から9月に約1億5000万円を売上計上する見込みとなった。これを材料視する形で短期資金が流入している。

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出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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