ドル円、週明けの窓埋めで107円台。

著者:遠藤寿保
投稿:2019/07/03 09:58

マーケットコンディション

昨日のドル円は、108.42円で始まると、東京時間、「米国がEU製品40億ドル相当への追加関税を提案」とのニュースを受け108.27円まで下押し。しかし、日経平均が堅調となった事などで108.47円まで上昇、ロンドン時間は108.30円前後で上値の重い展開。NY時間、米10年債利回りが低下した事を受け売りが先行。カーニーBOE総裁の発言から緩和再開の思惑で英長期金利の低下を受け、米10年債利回りも低下幅を広げると107.76円まで下落し、107.91円でクローズをむかえた。

ドル円、週明けの窓埋めで107円台。

一連の米中首脳会談などによるご祝儀相場が終わった感じである。週明け窓を開け上昇した部分(107円台後半から108円台前半)をきれいに埋めた。
執筆時の米ドル円レートが107.69円となっており、この時点では、日足・週足・月足の一目均衡表で、「三役逆転」のそろい踏みとなった。かなりレアなケースであり、下降トレンドの示唆といえそうだ。
遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想