個別銘柄戦略:武田薬やソニーFHに注目

週明け1日の米国市場では、NYダウが117.47ドル高の26717.43、ナスダック総合指数が84.92pt高の8091.16と上げる一方で、シカゴ日経225先物が大阪日中比90円安の21680円と緩んだ。2日早朝の為替は1ドル=108円40銭台と、昨日大引け時点より小幅に円安。本日の東京市場は昨日に出来高の増加を伴って買われた村田製作所<6981>や太陽誘電<6976>、東京エレクトロン<8035>など電子部品株を主軸に、米中通商摩擦緩和をはやした買いと利益確定売りが交錯しよう。また、ドイツの10年債利回りが過去最低を更新するなど欧州長期金利の低下が悪材料となり、三菱UFJ<8306>など大手金融株がさえない動きを強いられそうだ。一方で、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された東洋紡<3101>、NRI<4307>、武田<4502>、アルバック<6728>、ソニーフィナンシャルホールディングス<8729>、KDDI<9433>、NTTドコモ<9437>などに注目。 ＜US＞