２５日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は１７９ドル安と反落

　２５日の米株式市場では、ＮＹダウ平均株価が前日比１７９．３２ドル安の２万６５４８．２２ドルと反落した。

　イラン情勢への先行き不透明感が警戒されたほか、米金融当局者による発言で早期利下げ期待が後退したことを受け、全般相場は売りが先行した。この日、セントルイス連銀のブラード総裁は０．５％の利下げ期待は行き過ぎとの認識を示した。また、米６月消費者信頼感指数が市場予想を下回ったことも嫌気された。インテルやキャタピラーが安く、アナリストが慎重な見方を示したマイクロソフトが値を下げた。アップルやアマゾン・ドット・コムなど主力ＩＴ関連株も軟調。半面、マクドナルド、ジョンソン＆ジョンソンが高く、製薬大手のアッヴィによる買収計画が明らかになったアラガンが急伸した。バイオベンチャーのバイオジェンも高い。

　ナスダック総合株価指数は、同１２０．９７９ポイント安の７８８４．７１７と大幅に３日続落。出来高概算は、ニューヨーク市場が８億７６８３万株、ナスダック市場は２１億２９５５万株となった。

出所：minkabuPRESS