新興市場銘柄ダイジェスト:窪田製薬HD、システム ディがストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2019/06/10 15:49


<3804> システム ディ 693 +100
ストップ高。19年10月期第2四半期累計(18年11月-19年4月)の営業利益を従来予想の2.33億円から3.54億円(前年同期実績2.95億円)に上方修正している。高効率ビジネスを具体化すべくパッケージソフトの高品質化を図り、ストックビジネスを推進した結果、当初予想を上回る見通しとなった。通期予想(前期比13.1%増の4.42億円)は据え置いたが、修正が必要と判断した場合は速やかに開示するとしている。

<6049> イトクロ 1867 -500
ストップ安売り気配。19年10月期の営業利益を従来予想の23.50億円から14.00億円(前期実績20.00億円)に下方修正している。グーグルの仕様変更に伴い、リスティング広告のクリック単価が高騰し、十分なユーザーの獲得に至らなかった。また、学校メディアでのテストマーケティングやコンテンツの向上、企画や開発人員の採用強化などで4.00億円の投資を実施する。

<4596> 窪田製薬HD 398 +80
ストップ高。100%子会社のアキュセラ・インクがスターガルト病を適応症として開発する新薬候補「エミクススタト塩酸塩」について、欧州医薬品庁からオーファンドラッグ指定の通知を受けたと発表している。スターガルト病は、徐々に光受容体が損傷し、視野の欠損や色覚異常など視力低下の症状が生じる遺伝性疾患。オーファンドラッグは稀少疾病用医薬品と呼ばれ、治療が困難な病気や患者数が少ない病気に対する治療薬。

<9992> 理研グリン 573 +80
ストップ高。クミアイ化学工業<4996>が株式交換で完全子会社化すると発表している。理研グリーン株1株に対し、クミアイ化学工業株0.820株を割当交付する。理研グリーン株は8月29日に上場廃止となる。完全子会社化後は農耕地・非農耕地全体で自社原体最大化に向けた戦略を立案・実行するほか、非農耕地向け農薬の商品ラインナップの構築、化成品事業や緑化事業及び産薬事業の強化に向けた施策の検討などを行う。

<3444> 菊池製作所 815 +38
大幅に続伸。19年4月期の営業損益を従来予想の0.70億円の黒字から1.14億円の黒字(前期実績0.95億円の赤字)に上方修正している。試作・金型製品や量産製品が堅調に推移したため。年間配当は従来予想の7.00円から10.00円(前期実績7.00円)に増額修正した。また、介護用機器の製造及び販売権について投資額回収が長期化する見込みとなったため、減損損失0.71億円を特別損失として計上する。

<3275> ハウスコム 1305 ±0
売り買い均衡。東証の承認を受け、上場市場が14日から第2部に変更になると発表している。ハウスコムは「今後も事業の拡大と企業価値の向上に努める」とコメントしている。2部上場で投資家層の拡大が期待できるとの見方から買いが集まっている。また、株価が25日移動平均線や75日移動平均線に向けて上昇を続けていることも買い安心感につながり、朝方にかけて大幅高となった。

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配信元: フィスコ

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