日本株、これからどうなる?
From: 中原良太
自宅の書斎より、、、
昨日は
「暴落が来るのは6/12では?」
という話をしましたが、
今日は一転して、
「中期的にはワクワクできる」
という話をします。
ちょいとだけ昨日の復習:
デューク大学の、
アンナ・シエスラックらの研究、
「Stock Returns over the FOMC Cycle」
によると、
「FOMCから5週間後から1週間は、
株価が下がりやすい傾向があるぞ!」
という傾向が確認されました。
この現状は1994年から25年続いていて、
今なお傾向が頑健なのだそうな。
ちなみに、
「FOMCから5週間後から1週間」
というのは、
日本でいうと、
「6/5(水)〜6/12(水)」
の期間なのです。
これから1週間ほどは、
「相場が下がりやすい」
と考えられます。
万が一、
暴落につながった場合は、
「6/12(水)」あたりが、
大底となるだろう…
というお話でした:
ただし、これはあくまで、
「短期的な動向」にまつわる話。
「中期的な動向」に関しては、
良さげな別のデータがありまして。
もしかすると、
「これから年末にかけての半年間は、
ウハウハな上昇相場が期待できるかも?」
なんて見方もできます。
米ペンション・パートナー社の、
チャーリー・ビレロ氏の調査に基づくと、
「株式市場がこれから半年で、
上がる可能性は83%では?」
という洞察が得られました。
同氏の調査によると、
1987年以降の期間において、
「AAIIセンチメント指数」が、
ベアに偏ったときには、
「向こう半年間は株価が上がりやすい」
傾向がつかめたのだとか。
具体的には、センチメント指数が
「超弱気(下位10%)」のときに、
株を買い付けた場合は、
向こう半年間で、
S&P500指数が上がる可能性は、
83%であったことが確認できました。
要するに、
「みんながビビっているときに、
株を買うと儲かりやすいぞ!」
ということですな。
ちなみに、
現時点でのAAII指数を確認してみたところ、
「超弱気(下位10%)」の水準でした。
ですから、
「今、アメリカの個人投資家たちは、
かなりビビっている!」ということです。
同氏の調査結果に基づけば、
「向こう半年間に上がる可能性は、
およそ83%ある」と言えそう。
とはいえ、
「短期的な動向」と、
「中期的な動向」は、
別物で動くものなので、
引き続き、警戒は続けておくべき。
よって、
中期での投資を検討している方は、
「いまから、1週間かけて、
中期保有銘柄を買い進めていく」
という作戦が有効そうです。
投資スタンスとしては、
短期(目先1週間):売り
中期(目先6カ月):買い
という姿勢が良さそう。
個人的には、
「下がっているときに買う」
のは、性に合いません。
だから、
株は買いたくないです(笑)
ですが、
「逆張り好き」の方には、
たまらないチャンスかも。
割安株あたりに注目すると、
中長期で利益が期待できるかも。
ひとまず僕も、
「中長期用」の注目銘柄を、
改めて見直しているところです。
今週から来週にかけて、
どこかのタイミングで、
「最高の買い場」が、
来るのかもしれませんな。
(あるいは、今がそうなのかも?)
- 中原良太
自宅の書斎より、、、
昨日は
「暴落が来るのは6/12では?」
という話をしましたが、
今日は一転して、
「中期的にはワクワクできる」
という話をします。
ちょいとだけ昨日の復習:
デューク大学の、
アンナ・シエスラックらの研究、
「Stock Returns over the FOMC Cycle」
によると、
「FOMCから5週間後から1週間は、
株価が下がりやすい傾向があるぞ!」
という傾向が確認されました。
この現状は1994年から25年続いていて、
今なお傾向が頑健なのだそうな。
ちなみに、
「FOMCから5週間後から1週間」
というのは、
日本でいうと、
「6/5(水)〜6/12(水)」
の期間なのです。
これから1週間ほどは、
「相場が下がりやすい」
と考えられます。
万が一、
暴落につながった場合は、
「6/12(水)」あたりが、
大底となるだろう…
というお話でした:
ただし、これはあくまで、
「短期的な動向」にまつわる話。
「中期的な動向」に関しては、
良さげな別のデータがありまして。
もしかすると、
「これから年末にかけての半年間は、
ウハウハな上昇相場が期待できるかも?」
なんて見方もできます。
米ペンション・パートナー社の、
チャーリー・ビレロ氏の調査に基づくと、
「株式市場がこれから半年で、
上がる可能性は83%では?」
という洞察が得られました。
同氏の調査によると、
1987年以降の期間において、
「AAIIセンチメント指数」が、
ベアに偏ったときには、
「向こう半年間は株価が上がりやすい」
傾向がつかめたのだとか。
具体的には、センチメント指数が
「超弱気(下位10%)」のときに、
株を買い付けた場合は、
向こう半年間で、
S&P500指数が上がる可能性は、
83%であったことが確認できました。
要するに、
「みんながビビっているときに、
株を買うと儲かりやすいぞ!」
ということですな。
ちなみに、
現時点でのAAII指数を確認してみたところ、
「超弱気(下位10%)」の水準でした。
ですから、
「今、アメリカの個人投資家たちは、
かなりビビっている!」ということです。
同氏の調査結果に基づけば、
「向こう半年間に上がる可能性は、
およそ83%ある」と言えそう。
とはいえ、
「短期的な動向」と、
「中期的な動向」は、
別物で動くものなので、
引き続き、警戒は続けておくべき。
よって、
中期での投資を検討している方は、
「いまから、1週間かけて、
中期保有銘柄を買い進めていく」
という作戦が有効そうです。
投資スタンスとしては、
短期(目先1週間):売り
中期(目先6カ月):買い
という姿勢が良さそう。
個人的には、
「下がっているときに買う」
のは、性に合いません。
だから、
株は買いたくないです(笑)
ですが、
「逆張り好き」の方には、
たまらないチャンスかも。
割安株あたりに注目すると、
中長期で利益が期待できるかも。
ひとまず僕も、
「中長期用」の注目銘柄を、
改めて見直しているところです。
今週から来週にかけて、
どこかのタイミングで、
「最高の買い場」が、
来るのかもしれませんな。
(あるいは、今がそうなのかも?)
- 中原良太