TYKが一時19%超の急落で年初来安値更新、今期減配はネガティブサプライズ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/05/20 14:08
TYKが一時19%超の急落で年初来安値更新、今期減配はネガティブサプライズ  TYK<5363.T>が急落。株価は一時前週末比19.4%に売られ年初来安値を更新している。新素材関連商品の投入に加え、製鋼メーカー向け耐火煉瓦及び不定形耐火物等が堅調で売り上げを伸ばしているものの、原燃料費を中心とした調達コストの増加や景気減速予想もあり業績の見通しに暗雲がかかっている。

 同社は17日取引終了後に19年3月期業績を発表し、売上高は従来予想を4.1%上回る271億9500万円と超過達成したものの、営業利益は同8.5%未達の34億4100万円で着地。続く20年3月期連結業績予想は、売上高が前期比7.5%減の251億6000万円、営業利益が同30.3%減の24億円を計画している。業績悪化見通しに伴い、20年3月期通期配当は前期の9円に対し6円と3円減配する方針も明らかにした。今期減益見通しに加え減配の発表は「ネガティブ」と受け止められ、失望売りを誘っているようだ。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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