■5月14日(火)■明日の相場展望  ~ 一時的な反発では無いでしょうか。 ~

著者:橋本明男
投稿:2019/05/14 18:02

今日時点ではまだ戻り売りです。

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※5月13日(月)のコラム内に記載ミスがございますので訂正とお詫びを申し上げさせていただきます。以後、この様な事が起こらぬ様、努めて参ります。誠に申し訳ございませんでした。


───訂正前───
昨年と同じ様な動きをすると仮定すれば、日経平均の【2千円割れ】は一週間以内に起こっておかしくありません。

───訂正後───
昨年と同じ様な動きをすると仮定すれば、日経平均の【2万円割れ】は一週間以内に起こっておかしくありません。

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戻り売り相場


昨日、ニューヨークダウは617ドル安と急落致しました。これを受けまして今日の東京市場、寄付きは売り一色、しかし寄付いた後は値頃感からの買いや売り方の買い戻しも入ったのでしょう。大引けにかけては随分戻して参りました。

日経平均は 124円安 21,067円
トピックスは 6.16ポイント安 1534.98ポイント
出来高は概算 17億3千万株で終わりました。

これで日経平均7日連続安です。今日はよく耐えたと思います。明日は反発する所かも知れません。と申しますのも、個別の主力銘柄を見ますと悲惨な株価になっております。

例えば【8002】丸紅 6.4円安 703.2円 なんと昨年来安値更新です。先週19年3月期の決算を発表致しました。通期営業利益は前期比46%増、どこに下げる理由があるのか理解に苦しみます。

PER 5.0倍、PBR 0.61倍、利回り 4.97%

対しまして【9983】ファーストリテイリング

PER 39.6倍、PBR 6.8倍、利回り 0.74%

何故こんな現象になってしまうのでしょうか。もはや、東京市場にはファンダメンタルズ等存在しないと言っても過言ではないでしょう。これでは個人投資家は株式離れをしてしまいます。いつの日かこれら出遅れ株の総決起が見られると思いますが、それは日経平均がきちんと底を入れてからです。今日時点ではまだ戻り売りです。


では御健闘を祈ります。
橋本明男
株×株 最高顧問
配信元: 達人の予想