【売り】トヨタ(7203)当面は下値を試す展開か?= ライジングブル藤村

著者:藤村哲也
投稿:2019/05/14 08:21

下値を探る展開を予想

5月13日(月)の終値で6545円。

リバウンドを続けてきましたが、米中関係の悪化に伴い軟調な展開となってきています。

当面は落ち着き処を探る展開を予想。

5/14の株価予想レンジは6200円から6550円を想定したい。

資金は短期ディーリング銘柄用と大化け期待銘柄用に分け、戦略もそれに合わせていくことがお薦めです。

短期の鞘取りについて一部誤解している方もいらっしゃるようですので、説明しておきます.

短期の鞘取りとは1日や1週間で数%の利益を取る(鞘を抜く)ために買って売って、損益を確定していくことを指します。買って売っての鞘が小さく、1%でも2%でも利益は利益です。小幅な鞘取りを目的とした売買です。勿論、ロスカットもこまめにすることが求められます。

当然、短期であればあるほどレバレッジを掛ければ掛けるほどギャンブル性が強まります。ですから、そのことを分かってやることが大前提です。

一方、大きな値幅取りとは20%や50%、2倍3倍などの大きな利益を確定していくことを指します。

この場合も売り買いは必要ですが、頻度は少なくて1年に数回レベルでも十分投資成果が出てくるのです。こちらは基本的に保有前提で、精神的には落ち着いた気持ちで出来るのはこちらです。ただ、誤解しやすいのは放置とは全く違います。放置だと結果は出てきません。適切なタイミングで適切な銘柄に入れ替えていくサポートが何よりも重要となりこれによって想定している以上に投資格差が生じていくのです。

両者は売買の仕方も、銘柄も、保有期間も、売買の頻度も、大きく異なりますので、この二つは区別することが重要です。

短期売買を否定しているわけではありません。ただ、ほどほどにすることが重要で、資金や銘柄が分かれていれば、ウェイトを調整することも可能なのです。資金も銘柄も分けることがお薦めです。




藤村哲也
ライジングブル投資顧問代表
配信元: 達人の予想

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