■5月13日(月)■明日の相場展望  ~ 急落の可能性あり ~

著者:橋本明男
投稿:2019/05/13 17:45

日経平均の2千円割れは一週間以内に起こっておかしくない

戻るという雰囲気が消えてしまいました。ズルズルと値を消してしまう動きです。

日経平均は 153円安 21,191円
トピックスは 8.28ポイント安 1541.14ポイント
出来高は概算 14億2千万株で終わっております。


今日の大引けで日経平均もトピックスも波動の下値抵抗線を切れてしまいました。東京市場は先々週一週間丸々休場でしたから、週足が存在致しません。そしてチャートを見る中で大切な日柄ですが、これも変則になってしまっております。

日経平均が戻り天井を打ったのは4月24日です。先々週の休みがなければ立合日数は今日で12日となりますが、現実は7日目です。昨年1月、日経平均が天井を打ったのは23日24,129円、目先で底を入れたのは、7月14日20,950円、立合日数15日目です。10月の時は天井が10月2日24,448円で目先底を入れたのは10月26日 20,971円、立合日数は17日です。よって今回の休場5日間を足したとしても、今日で12日目ですから、早くて底入れは今週木曜日、17日とすれば、来週月曜日となります。

更に言うならば相場は壊れたばかりで少なくとも7週間は下降波と思われますので、本当の底入れは6月メジャーSQ前後と考えられます。そんな先の事よりも今日で波動の下値抵抗線を切れた日経平均、昨年と同じ様な動きをすると仮定すれば、日経平均の2千円割れは一週間以内に起こっておかしくありません。ただし、6日連続安ですので、明日反発してもおかしくありませんが、戻ったら売りです。急落に備えよ。


では御健闘を祈ります。
橋本明男
株×株 最高顧問
配信元: 達人の予想